「はじまりがみえる世界の神話」読了
★次回のウラナイトナカイは6月11日
11:00~21:00 みかみまき 通常鑑定
※詳しいメニューはこちらをどうぞ
※当日に気が向いてふらりとお越しいただくの大歓迎です。
※お申込み:お待たせしたりするのは申し訳ないので、お電話でご連絡いただくか、メールにてcaribou.lynxhare@@gmail.com (@を1つ抜いてご利用ください) ご連絡いただければ幸いです。(6,7月のみかみの鑑定予定。)
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★6・7月 占星術チャートとシナストリーなどを読む講座 絶賛募集中。
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以前、講座を受けたことがある西洋古典学の河島先生のツィートを拝見していて購入した「はじまりがみえる世界の神話」を読了。
梅雨という季節は湿気のせいで体や気分が重だるくなるので浮腫み魔人のわたしにはかなりつらい時期。冷やさないように、暑かろうが味噌汁を飲み、冷たいものを避け、利水を気にしてウリ類(ほぼ食べられないけど)を摂取します。昨日はズッキーニ、今日はゴーヤ。もやしも豆類なので利水ですね。無印良品の水出しできる穀物茶と黒豆茶がお気に入りです(どちらもハト麦トウモロコシ、豆類が入ってて利水)。
あまり重たいもの読むのもしんどいので、絵本みたいなこれを一日読んでいました。絵本ぽいので、すぐ読了してあとがきが阿部海太さんだ読んでいる時、ふとツィッターとかやっているかなーと覗いたら、だいぶ前に辞めていました・・・
色々思うところありまして、しばらくの間SNSから離れることに決めました。今後はWEBのNOTEのページで展示の告知をしていこうと思います。
思い出したときに覗いてくれたら嬉しいです。
https://t.co/vWpy3zGH18 pic.twitter.com/EJxYmrCk9m— 阿部海太 (@abekaita) 2018年5月4日
しかしそこにサイトのリンクがあり、そこ見てみたら(阿部海太さんのnoteを拝見)なんと今ちょうど古典をやっているではないですか。すごいタイムリー見逃すところだったわー、しかも来週終わっちゃう。
目白にある【ブックギャラリーポポタム】さんにて阿部海太さんの個展が行われていました。
会期:2018年6月8日(金)~6月17日(日)
時間:平日 1:00pm~8:00pm
土日祝 1:00pm~7:00pm
休廊:水・木
これは行かなきゃ―!!
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本体の「はじまりがみえる世界の神話」、シンプルで短めですがなかなか濃縮された世界で読み返したくなる内容だし、想像力が膨らみいい刺激になります。いろんな地域の民話のそれぞれの世界の始まり方の伝説。それをそれぞれの研究者がものすごく短い文章に端的にまとめてそれにあった挿絵を上記の阿部さんが描いていてらっしゃいます。本当にきれいな色使いで引き込まれますね。こういう神話とかに関係する絵は大好きです。古い方が好きですが、新しくてもすてきなものもありますね。
この本の感想としては、こんなに多くの世界各国の神話が集まっているのはありがたいです。しかも専門家がサマライズしてエッセンスを取り出されているというところがかなりお得です。全部読んでみて、全体的に神に似せて人を作ったというのが多いですね。びっくりしました。たしかに動物と人間の見かけって本当に違いますよね。木が出て来たり、神が一回人間に怒って絶滅させている話とか。人類最初の男女の話とか。これもよく聞きますね。そういうのがきちんと書かれているというのはとても珍しい。共通点があると、文化的つながりあるのかなーと妄想したり。
イザナキイザナミ伝説のように「あー、これオルフェイスの神話の影響受けているよねー」という場合もあります。(個人的にはうけいでアマテラスオオミカミの【髪飾りの勾玉】という記述にもすごく興味があります。勾玉を髪飾りにするんだ?!どんなだろう??)シルクロードに乗って伝わって、混ざっていったのかもしれないし、これいいなあとパクったのかもしれないし。
古事記は海外向けに自国の歴史を紹介するためにまとめたもの。8世紀のものですね。“成立の経緯を記す序によれば『古事記』は、天武天皇の命で稗田阿礼が「誦習」していた『帝皇日継』(天皇の系譜)と『先代旧辞』(古い伝承)を太安万侶が書き記し、編纂したものである。”とWikipediaに載っていました。
これで少し興味を持って古事記を調べてみたら古事記って発行された日がユリウス暦712年3月9日って書いてあって「!!!」と思い、もうこれはチャート立てるでしょうと思ってユリウス暦⇒グレゴリオ暦に変換して見てみたのがこれ。
月が牡羊だったり(天皇の地位をしっかりしたものとするために知らしめる感じかな)、太陽海王星が合(神話の世界っぽい!)、いろいろがサマライズされている感じが乙女木星と魚水星のMRだったりして、なかなか興味深い。冥王星が蟹座の最後度数にいるというのも面白いかも。このあと、仏教が台頭していって、仏教がメインなって神道はほぼ消えていくんですよね。ちょっとびっくりしたのは海王星がだいたい現在と同じところにあるということ。すごいなあ。こんなに神社めぐりがはやっているのも魚座海王星のせいかもしれませんね。
(最近NHKの風土記という番組で【古事記への旅】という回がありましたね。わたしは見逃してしまい残念再放送に期待。)
そういえば超蛇足ですが、昔はわたしユリウス暦からグレゴリオ暦に変わっているって事知らなくて、ユリウス暦をそのままグレゴリオ暦のように使っていてとんでもない日付で計算していたことありました。幼少期から占いに興味があったわけではないからすべてが新しい・・・35歳の手習いでしたから・・・