クンツ博士
2015年05月16日|Impression, やまねこクロニクル|
先日テレビのプレミアムカフェという番組で
以前見て面白かった番組の再放送を見ました。
宝石の歴史や宝飾文化をつらつらとみていて、クンツさんの名前発見。
私が持っているクンツ博士の本はこれ。
クンツ博士のその膨大な石のコレクションは
アメリカのスミソニアン博物館のアメリカ自然史博物館にあるので、
ぜひ、一回いってみたいですねえー。
確かホープダイアモンドという呪われた石は
彼のコレクションだった気がします。
(あまりに死人が出るので有名ですが
死んでいない人もたくさんいるそうです。
まあ宝石好きはがめついですから強欲に
駆られてという結論かもですね)
クンツさんは
1856年の9月29日生まれ。てんびん座です。
誕生日が近いので親近感。
(ハイデガーさんも誕生日近いです、関係ないけどそいえば)
小さいころから、ミネラル(鉱物)に興味を持ち
10代に千以上のコレクションをもっていたツワモノ。
勉強は本やフィールドから学ぶ独学。
23歳の時にティファニーに今までの宝飾用の石
「ダイヤモンド、エメラルドルビー、サファイア」以外の石を提唱し、
(オパールとかトルマリンとか)認められた人ですね。
そのあと、ヨーロッパにもその知識とアイディアの豊富さが
認められとても有名になりました。
クンツ博士といえばクンツァイト。薄いピンク紫色の石ですね。
この石、日本で有名になり始めた時に、
「三大ヒーリングストーン」とか言われていました。
(ラリマー、クンツァイト、スギライトだったような?)
リチウムが含まれている石「スポデューメン」の
このピンク紫のやつの愛称(通り名?)をクンツァイトと言います。
みどりはヒッデナイト。
あと、トルマリンを宝飾品への起用を提案した人でもあります。
(わたしはトルマリン大好きなので、恩人~♪)
水晶よりも少しモース硬度が高く(たしか8?)
多色性に富むトルマリン。本当きれいだし納得です。
特にバイカラーの美しいものが多いので楽しい輝きです。
それまではインドとかで、
パイプを掃除するときにちょうどいい長さだったで
パイプ石とか言われていました。
黒いトルマリンの相性は何だったか忘れましたが、
たしか邪魔な石という感じだった気がします、笑
トルマリンは結構多く発見される石でもあります。
宝飾用ではマゼンタカラーのルべライトが人気ですかね。
摩擦で静電気が発生することから「電気石」と言われています。
ちょっと昔にマイナスイオンが出るという話で売られていましたが、
そういう化学的根拠はないようで(笑)まあ、お風呂に入れても・・・
信じる者はその力で治癒力が増すことでしょう。
クンツさんは太陽と月が天秤の新月前後生まれ。
水星(蠍)と冥王星(牡牛)がオポジションで
早い段階でのめり込むものを見つけると強い組み合わせ。
10代はコレクションとフィールドワークに明け暮れたというのも
たぶんここだったのでしょうね。
宝飾品の石に興味のありそうなきれいなもの天秤の金星。
23歳の時のそのセンスが、ティファニーに買われていますから、
この時代にそうなったのは不思議ではないですね。
冒険心あふれる、太陽(天秤)と火星(いて)と木星(牡羊)
25~55までは、フィールドワーク生き続けただろうなと想像。
土星は蟹。海王星魚と天王星牡牛と小三角。
晩年はどちらかというと、研究、講義や本を書くなどが
多かったと思いますからぴったりかなと。
フィールドワークと
デスクワークをどっちも愛したように見えます。
趣味と仕事の境がない人。
宝石ハンティングも好きだし、
かえって来てそれを眺めるのも好き
シンプルなそのままなチャートですが、
ちょっと共通点があってうれしいチャートでした。
個人的にですが。