1+1=2ではない方程式
2018年11月13日|やまねこクロニクル|
次回ウラナイトナカイは11月19日月曜日
11:00~21:00 みかみまき 通常鑑定
※詳しいメニューはこちらをどうぞ⇒★
*****
*****
※12月7日金曜日/1月13日日曜日 10:00~13:00
「占星術チャートとシナストリーなどを読む講座 」⇒★
※1月4日「占い福袋2019」⇒くわしくはこちら
先週相性のことをお店日記に書かせていただきましたが、あれはざっくりした傾向で絶対的な基準ではないし、大さじの量を守っていれば確実に同じ料理を作り出すクックブック的な方程式でもないです。あれは私が感じるそういう可能性を頻繁に見かけるというもや~っとしたイメージ。
わたしがチャートを読むときに大事にしているのは、アスペクトや惑星、サイン、ハウスなどがどういう成分でありそこから何を構成しているか?であります。教科書に書いてある【形式の箱】に鑑定でお伝えする言葉を押し込め固めてしまうのはちょっと違うと常日頃思っていて。「○○は△△」みたいに名前を付けて定義づけてしまう読み方というのは、なぜそういう風な論理にたどり着いているのかという過程の方を理解するほうが大事に思えます。答えを丸覚えしても仕方ないものですね。
同じような構成でも、いつも同じ行動をするわけではない。同じ時間同じ場所で生まれても、同じにはなりえない。そこを踏まえて成分を考えて言葉を練り上げるそういう風にチャートを読むようにしています。
説明によく使う比喩は「天才は天才のアスペクトを持っていることが多いが、天才のアスペクトを持っている人が天才になることは少ない」というもの。
これを持っているから絶望的というわけでも、絶対大丈夫無敵というものでもないというのが難しいところ。
わたしがやっているのはチャートの持ち主に話を聞いて、その方の行動がチャートのどの部分をどうやって使っているかというのを分析します。そして、その傾向で物事の育つ方向性を予測します。何をどれくらいどのタイミングでやっているか。どのアスペクトの時にどのようなことが起きているか。そうやって使い方の条件の道筋に着目し、それがこれからどうやって伸びていくかを見ていくことで未来予測のようなことをしています。
惑星たちやサインがどういう働きをしているか見極めるのはもう量を見て勘を養うしかないですが、慣れてくると話を聞いている時に分かるようになると思いますよ。