言葉は箱、気持ちの依り代。
2019年03月2日|astrology, memo, やまねこクロニクル|astrology podcast
次のウラナイトナカイは3月4日・月曜日です。
11:00~21:00 ※詳しいメニューはこちらをどうぞ⇒★
※2,3月の鑑定予定をアップしました。
※空き時間は11時~14時、15時~16時、17時~18時、19時~21時です。ご希望のお時間ご指定いただけましたら幸いです。
*******
・3月10日(日)東京野球ブックフェア2019に参加します。
・3月14日(木) おでかけひろば@あみーご 占星術で子育て相談
・3月22日(金)大人の占いカフェ@Loco-cafe oooi
・4月 8日(月)みかみお休みです。代打の方が決まり次第お知らせします。
*******
最近は、歩く距離電車に乗ることが多くてiPodでPodcastを聞いているのですがまあだいたいクリス・ブレナンさんが作っている「Astrology Podcast」で過去聞き逃したり、よかった回をもう一回聞いたりしています。
The astrological forecast for March features ☿ Rx in ♓︎, plus ♅ → ♉︎. Listen to the full rundown here: https://t.co/ZXUUAUht2A pic.twitter.com/ocgNWYd029
— Astrology Podcast (@AstrologyCast) 2019年2月28日
これで8月18日の回のDennis Harnesさんという占星術師(トランスパーソナル系のセッションをする人)の回を最近聞いたのですが占星術師はChoice makerというよりは Choise Revealerであるという考え方にちょっとはっとしました。
Makerだと1から占星術師が作ってクライアントに渡すイメージ。
revealというのはクライアントの中にあるものをここにあるよと指摘する感じ
と思ったんです。この言葉を聞いた途端目からうろこが落ちてエンライトメントされた気分(大げさ)。
占星術師はチャートの中にあることを本人が自覚するように本人の気持ちに言葉を用意する、隠れていた気持ちや可能性を発掘するというようなことだと私は理解したのですが、そういうやり方は素敵だなと思いました。
自分の中にある気持ちを100%表現することは他人にはもちろん言葉という型には難しいことですが気持ちを降ろすことができ、いくつかの側面に形を与えるようなものだと思っていて、わたしはそういう型を提供できるような占星術師になりたいなあと思いました。わたしの中のふわっと思っていたことにDennis Harnesさんが依り代となる言葉を与えてくれたなーとすごく実感しました。
言葉は占星術でなんだろうと思う時「コミュニケーションだから、水星!」と短絡的に思いがちですが、でもよくよく構造を考えるてみると、山羊サインと土星だろうなと思います。言葉はドメスティックなその民族文化を表すもの。そしてその母国語を中心にモノを考えたり感じたりすることを「こういうことだ」と整理するフォルダーみたいなものだなと思っていて。それを駆使するときに機能するのが水星じゃないかと。共通事項というそもそもを使いこなすというのが水星とか乙女双子あたりの機能なのではと感じています。
言葉の文法や定義、事典などは決まり事を書きだしたりしているし、グラマーとかは型で土星っぽいし、山羊っぽい。英語などの共通語とかになると水瓶っぽいです。でも基準点という意味で土星色があるような気がします。イディオムとか文化や時代、ジェンダー、ジェネレーション色が出ますしね。使い方でその人の慣習もわかる。意外と恐ろしいものです。
まあ、言葉という機能を占星術に当てはめたいのではなくて。
言葉の組み合わせで「箱」を作る人が作家とか漫画家のような人たちで、わたしも含めて多くの人は共感した言葉で作られたその箱に自分の気持ちを住まわせることによって気持ちの置き所を得るのかなとふっと思いました。より良い言葉に移転するし、気持ちに近い箱を得ると安心する気がします。
時代や環境、地域、国からくるイメージにより言葉は変わる、そして住みよい言葉というのも変わって行くのだなとつくづく思います。