京都神社仏閣巡り4:大徳寺
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今回京都で立ち寄った神社仏閣をご紹介。
◆大徳寺
前日、この大徳寺が閉門していたのでこの日は早めに来ました。お寺は朝早くて9時にはオープンしています。
8時に宿を出てまず朝ご飯を食べてから・・・と思い、宿の人のおすすめの「朝ごはん ふく」。ここ朝6時半から空いています。週末しかやっていず、この日はたまたま金曜日でオープンしている日(金、土、日、月しかやってない)、そして10時半にラストオーダーという店。8時にいったのでまだ大丈夫かと思ったら、本日提供できる分は終了しましたとのこと。がびーん。予約必須店でした。
次に代案を必死に探し(勝手に下手打ったと思うところが天秤太陽乙女月)、近くで空いてて評判がいいところみたいな探し方をして当てたのがここ『粉屋珈琲』
まあ朝8時から空いているレストランってなかなかないです。
佇まいもすてきで「お、ここ当たり!!」と心の中で、いや口に出していました。
朝ごはん「ふく」は一人2000円の朝定食。なので、ここのモーニングが500円と聞いて「!?」と驚きました。ここはとてもお勧めです。関西で初めてモーニング食べた。これはわたしの中でアリだったのでよかったです。モーニングってなかなか一人で入りにくい。地元の常連さんの空気に負けてしまう。ここはのんびりとして、雰囲気も良く、名物猫にはお会いできなかったけど、コーヒーはもちろんトーストもおいしい。さすが粉屋のコーヒーも、粉ものおいしい。クロワッサンがセットというのもありました(確か600円)。ちょっとたかくなるけど。サラダとゆで卵が付いてて500円!!モーニング文化すごいな。
朝ごはんふくも粉屋珈琲も大徳寺のそばです。お近くにお立ち寄りの際はぜひ。
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気を取り直して大徳寺。ここは八坂あたりにある建仁寺や石庭で有名な天竜寺、南禅寺、相国寺(この間ブラタモリ「京都御所編」で出ていましたね。)等と同じ臨済宗。
※これは法堂なのですが松があってよくわからない写真・・・なんでこんな写真撮ったかわかりませんが一応載せておきます、笑。
“鎌倉時代末期の正和4年(1315)に大燈国師宗峰妙超禅師が開創。室町時代には応仁の乱で荒廃したが、一休和尚が復興。桃山時代には豊臣秀吉が織田信長の葬儀を営み、信長の菩提を弔うために総見院を建立、併せて寺領を寄進、それを契機に戦国武将の塔頭建立が相次ぎ隆盛を極めた。(公式サイトより引用)”
粉屋珈琲から歩いてきているので北から南下して旧大宮通側の門から入り私が見たかった枯山水の庭を見に行きました。重要文化財の唐門や仏殿、法堂などは外側からだけ見えるようになっています。中は見学できるのかよくわからない感じ。全体的に小さいお寺みたいな院というものが集合していて村みたいになっています。大徳寺は1つのお寺ではなくてこの敷地にある院の集まりみたいです。高い壁に囲まれて戸が閉まってるか、参拝お断りのところが多い地区です。梅の時期に特別公開したり(黄梅院とか)、庭が有名のところを有料で開放したりしています。禅寺ぽい感じ。一休さんのゆかりの寺ですし。ちなみに一休さんは漫画のようなかわいらしい印象が吹っ飛ぶゴリゴリの禅僧ですね。
わたしが入ったのは龍源院。目の前に枯山水の庭公開中(有料400円くらい)と看板があったので入ったのですがここは朝の静かな空気が清々しくて心が現れました。誰もいない!!
静かに降り注ぐ雨のおかげで涼しいし、静か。
30分くらいぼんやりしました。
このお堂の前あたりの部屋に怪しいキツネの掛け軸があって、お酒がお供えしてあったり。見ごたえがあります。一番気に入ったのはこれ
小さい坪庭的枯山水の庭。最古の坪庭だとかそんなことが書いてあった気がします。
この大徳寺、地味目のなのか平日だったからかわかりませんが人があまりいない割に素晴らしいお寺です。歴史もいろいろあるので勉強してから行くと楽しいかも。秀吉所縁の寺らしく、歴史小説にはよく出てくるようです。戦国の時代にかなり重宝された寺らしく、ここの石田三成の廟もあります。
前の日にしまっていた高桐院をあきらめきれずに再訪。
入り口もすてきな感じで
これに行きたくて朝来たのですが2017年6月からずっと工事中らしいです・・・せっかくもう一回来たのに・・・。墓参り以外はお断りとは・・・門が空いていたのでそこから写真撮ってみました。
ここは竹林が美しい庭だそうです。なんか雰囲気だけ楽しめました。
もう一か所枯山水の庭があるんですが今回は見送りました。あと黄梅院というところも有名でモミジの季節にはたしか特別公開されるみたいですね。