『リロケーション』に参加してみた
2020年02月9日|astrology, Impression, museum, やまねこクロニクル|
ご予約はこちらをご覧ください。
・2月11日立会川でタチフェスに参加しています。
・2月13日はマチャムマチャムにおります。
・2月16日・17日1000bero武蔵新城灯台屋
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灯台屋さんでおっちゃんとみねんこさんともずくさんとの3人がやっている『リロケーション~アカーシャリーディング×西洋占星術』に参加してみました。
「#リロケーション 参加者のご感想」
みねんこのブログ ものごとのなかば#灯台屋 #占星術 #アカシックリーディング #外国 #異文化 #旅行 #引越し #土地 #不思議
見学席はお得というレビュー多いです。明日2/8、14時〜、見学席のこりひとつです。
当日連絡もOKです。 https://t.co/gZRVOxlchC— みねんこ (@minenco_a) February 7, 2020
行きたい場所をアカシックで見てもらって、占星術のリロケーション(アストロカートグラフィだっけ?)旅行が好きな私にとって、このテーマはまさに!という感じ。このイベント、3年くらい続けていらっしゃるらしいのですが、なんせ人気すぎて瞬殺で埋まるシロモノ。今回はタイミングが合いました。こういうのって長縄跳びみたいなところあるよね。
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会場に行くと、『リロケーション』の定義がプロジェクターで映し出されていて、
“リロケーションとは英語の「relocation」(移転または配置転換)からとった転勤者の留守宅を一定期間賃貸する業務のこと。 ”とのこと。
最初にアカーシャリーダーの「おっちゃん」さんのリーディングからスタート。こちらが指定した土地にノータイムで飛んでいく。世界中あちこち時間も関係なく飛ぶ飛ぶ、笑。地図を見ながらリーディングしたり、この辺だなとか、こうだなとか。
自分の番では印象的な記憶のように鮮明なヴィジョンと自分の趣味の話をしました。
わたしのストーリーは・・・
自分が7歳くらいで見習いのような感じ柱が立っている街の道にレンガが敷いてあるところを粘土板を3枚くらい抱えながら薄暗い神殿のような建物へ入っていく。図書館のような粘土板の倉庫で整理を手伝っているというイメージ。バビロニアじゃないのと思い込んでいる感じ。もう一人見習いがいてそこで一緒に整理している。すっごくリアルで薄い布を紐で巻いているイメージ、暑くて乾燥している、すでに古い都市というのが感覚的にわかるくらい。毎日この仕事しているというルーチン感もわかる。
という短いビジョンをシェアしてみました。
リーディングしてほしい箇所として、メソポタミアを指定したけど、ペルシャはイランのあたりでメソポタミアはイラクのあたり・・・具体的な都市と指定してと言われて・・・バクトリアとかだテヘランあたりだけど・・じゃあえっと時系列的にバビロニア!
※2016年に大英博物館に行った時の写真。
何回見たかわからんけど何回見ても興奮するね、実物!
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上記のように細かく話さないのですが、アカシックリーダーの「おっちゃん」はわたしの説明を受けて、バビロニアのリーディングをはじめ「ああ、いますね、階段みたいな建物がある・・・図書館みたいな建物の整理をしていますね、丁稚みたいな感じ」でって言っていました。これは詳しく説明してない割にイメージがぴったりするの面白いなあと思いながら。(階段みたいな建物ってジグラット?!願わくばギルガメッシュ王に使えていた経験がありますように・・・)
あとはスキタイ文明のことを聞き、「兵隊をやっていて淡々と仕事していた」とか、今のキエフあたりで「よいお母さんをしていた」とかいわれました。スキタイは遊牧と戦闘民族で家をリヤカーにして移動していた民族だったからどこって指定しにくいのよね・・・たしか・・・
そんなのをつらつら話していて、昔から好きなオリエント博物館系の文化。 ああいうところが好きで、中学生だか小学生の時にそういう展示を見に行って魚の皮をかぶる神官の像というのを見てですね、すごく親しみを覚えて懐かしく感じたというか強烈に興味を惹かれたのを思い出したのできいてみたら、
「ああ、いますね。自分がかぶっていたというよりはそういうかぶる役目の人をお手伝いしていて、神事を見ていた役割にいて、かぶっているところを眺めている」と言われました。
わー、いるのか!!そういうの楽しそう、いいねえ。でもどうやってあんなでかい魚釣るのかとか、生臭くないのか、じいさんや・・・とか思ってみたり(乙女月流台無しな妄想)
魚の神 タゴン…か…
— みかみ まき (@lynxhare) February 9, 2020
さっき調べたらそれはDagonという神様らしいです。そういう信仰をしていた地域にいたのかもなーと妄想。アッシリアあたりだそうです。いいね、いいね、アッシリア!!
実は高校生当たりは魚モチーフがすごい好きで、美術の時間で魚の絵を描いていたりしていて30代くらいまで好きでした。MCが魚だからかなと思っていたけど、かなりの魚狂でした、笑。この魚の置物はその名残。19歳くらいの時にパリに行ってオルセー美術館かなんかの前の露天のおじさんから買いました。なんかガラクタの中にこれがあって、どうしても欲しくて買った覚えがあり、未だに捨てられない、笑。
我が家の真鍮製のポスト・ダゴン様。引っ越しの時も捨てられずわたしの祭壇にある、笑。
ひとは350回くらいは転生するらしいのでたぶんあちこちの文化を渡り歩いていて、いろんな文化圏に顔をひょっこり出しているから、まあたいていの人はメソポタミアやスキタイあたりを生きているのかもしれませんし、別にすごい権力者だったという記憶が欲しいわけではありません。なんとなく、うわーオリエントに生きていたらこんな感じかなあとかそんなんでいいんですよね。妄想爆裂で許される場、笑。
仕事としてはあまり読まないが一応水晶リーディングを習ったときさんざんアカーシャリーディングやりました。なのでこういうセッションはそんなに珍しくないし、でもあまり前世とかにこだわりはないです。というか、わたしは前世関連は現世に支障はでてないです。
過去生ことを聞いても、へーほーと一瞬感心してすぐ記憶が消えちゃうものが多い。その中でも印象的なものがいくつかあって、その中で今回ふっと思い出したものをシェアしてみました。そしてリーディングの間は自分も閉じていた回線を開ける、色鮮やかな世界になっていく、砂漠であっても楽しい、意味もなく。いいんです、妄想でも。映画を見ているようで楽しい。
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そのあと、面白かったのが中国の西のあたりに金の仮面があってそのあたりと関わりがあるとおっちゃんが言い出します。わたしこの辺の文化にかなり詳しくてそんなのないぞと思ってたのですがいやまだ埋まっているんだよって言っていて金の仮面は結構しつこく言っていました。あとで場所を地図で指してもらって聞いといたところをググったらありましたよ!!
ここがマスクが治められている博物館で、ここからちょっと離れたところの三星堆遺跡というところで発掘されていました。しらなかった!「三星堆遺跡自体は、1929年の春に当地の農民が溝を掘っていた際に玉器を見つけたことで、1931年にイギリス人牧師である V. H. Donnithorne によって発見されていた」ですって、偉大だなネット!またここのラインナップがわたしの萌えポイントど真ん中です。1998年に世田谷美術館でやっていますね、展示。この時期日本にいない!!そして2012年東京国立博物館の展示、これは見てるはず!?記憶が・・・・
こうやって調べてみると楽しいです。図書館で本借りて来よう。
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ひとしきりアカーシャリーディング(からくりはわかりませんがゲイリー・ボーネル系?)が終わると、次に占星術の恒星占星術をつかって灯台屋オーナーのもずくさんがチャートリーディングしてくれます。このセッション、事前アンケートなるものがあってとてもていねい。そこでピックアップされたいくつかの都市へリロケートされたわたしのネイタルの図が作成されて手元に配られる。その年に行くとどんな感じかを説明してくれる。いくつか、なじみのない土地の名前も、カメルーンとかw
ちょっと面白かったのはみねんこさんはチャートリーディングをするはずが、おっちゃんのアカシックラインにログオンしているような発言が多かったこと、笑。3年もやっていると身に着くのかもしれない、同調・・・。他の人にはしていなかったような(でもわたしが気もそぞろだったから気が付いていないだけかも?)
わたし的にはダブリン萌え。9ハウスにごっそり天体があったのでこれはケルズの書の実物を見にトリニティ大学にも行きたいし、次の目標はダブリンでとこっそり思いました。
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アカーシャで飛ぶ妄想旅行(ビジョン担当)、その日程表の骨子が占星術(脚本担当)という印象を受けました。全体的に旅行会社みたいにで、ここはどうでしょうという感じで、それに合わせて妄想的に旅程「もしそこにいたなら・・・」を脚本を作るみたいにお話しする感じでしたね。昔こういうビジョンを見て、ああそういうところありますよねとかそういうノリで楽しい妄想旅行でした。
このイベントに参加して思ったのは、「次どこに行こうかな」が刺激されて楽しいことはもちろんなんですが心にある妄想部屋が満たされるという感じかな。
昔、こどもが小さかった頃図書館のイベントで「子どもはどうして本を読むべきか」の講演を聞いたことがあるのですが(講演していた方の名前は失念)、その時
「現実を直視することも大事なのですが現実がつらくて直視できなくなった時逃げられる世界として妄想の部屋があるのが大事だ、心がしなやかになるし、いろんな考えを柔軟に受け止めることができる」
といっていたのをふっと思い出しました。うんうん、大事大事。
現実という目を通してみている世界は一見すべてのようですが(カントさん、おうし座だけど敬虔なキリスト教徒だということもお忘れなく)、「見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ(金 子 みすゞ)」みたいな世界って大事だよなあと思うのです。体を満たす感情というか感性のような何か。それがああ面白かったと思うのが無駄でも妄想でもなんでも大事だよなあと思います。
大事なのは「わたしは前世○○です」という肩書より、妄想を漂って口に出して誰かにお話してみるという感じ。こういうのってユング心理学を彷彿させます(勝手だけど)、ユングの赤の書でギルガメッシュに語り掛けるユングが「神々の時代は終わったのです、これから神話の中に生きるしかない」みたいな下りがあってそれを思い出しました。とてもがっかりするギルガメッシュ・・・。
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セッション全体に、わたしの妄想と趣味は混ざっていて、なかなか面白かったです。前世の記憶が欲しい人はそういう心の隙間を満たせばいい。ミッシングピースは人それぞれ違うと思います。わたしは私のミッシングピースを満たしたと思いますね。うまく説明できないけど。
リーディングを終えていろいろ聞いてちょっと思ったことは「他人の責任を負わなくて済むっていいな!」ということ。イミフですが、王様や高い地位にいる人はそれだけいろんなものを背負うし、期待される。そういうのってめんどくさいし、自分の人生だけに責任をもって一生懸命やっていればいい全員平等っていい時代だよなって、湧きあがるように思いました。
この間見に行ったこの展示見たいな世界観を堪能した気がしました。発掘にでも行きたい、笑。最後につけたしで国分寺崖線のことを聞いたのでが地層を見て回る勉強をしていた記憶が残っているといわれたのですが、なるほど、だから石拾い好きなのか・・・笑 博物館も楽しいし。
ああ楽しかったなという気持ちは割と簡単に手に入りにくいのよ。今日はなんか砂漠の発掘でメイアビ探窟家みたいな気分だったなー。砂に埋もれて久しいものたちに萌えるサソリ金星。悠久の時が流れても美が不動というのがいいのよね。今はこれが美だとかいう概念は他の人にご提示くださいという感じ。
— みかみ まき (@lynxhare) February 8, 2020