釈迦堂遺跡博物館
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久々にNPO山梨水晶会議の理事として甲府に行きました。このところ、山梨にあるお勧めの観光地を調査してよいとおもったところを地図に載せる作業をしていて、前回は金桜神社の調査。
今回は当初乙女鉱山近くの地域のごみ拾いのボランティアのイベントに参加予定でしたが、台風で中止。せっかく行ったのでということで、会長さんがいろいろ連れて行ってくれました。
まずずっと改装中だった「釈迦堂遺跡博物館」に初めて行きました。
ここ重要文化財になったような、土器や土偶が山盛り。すっかりきれいな建物になっていました。
1980年中央道建設中に発見された遺跡でものすごい大量の土偶が出てきたことで有名です。
積極的にフェイスブックとか、Twitterを活用してPRしていますね。
ここは文化庁が最近始めた日本遺産に登録され、長野県の「星降る中部高地の縄文世界」というのの一環として登録されているようです。黒曜石を活用している多摩川沿いの縄文文化でしょうか。
水晶は後半には管玉とかに加工されアクセサリーにされたりしていたのですが、前半は黒曜石とともにナイフとかの材料にされていました。その辺の変化が面白いです。わたしが好んで読んでいる漫画の「七つ屋志のぶの宝石匣」にもありましたが、キラキラしたものを見かけるとウキウキするのは縄文時代から・・・というもの。現代の今でも、貝も海で拾うと妙に嬉しいですよね(わたしだけ?)。
一番感動したのは、土器の装飾
国指定重要文化財にもなっているこれがここの目玉。もちろんバラバラになっていたのを修復しているものですが元を無視しているわけではないので、この勢いすごいなあと感動しました。
そして、見た瞬間に鳥肌がったたのは、これ。
縄文時代の人を自分より能力が低い人と見がちですが、よく考えたら文化の積み重ねでズルできてないだけで脳みその大きさはさほど変わっていないし、日本が縄文時代だっただけで他の国ではとんでもない文化レベルになっているわけですから、いろいろすごいものを作ったとしても不思議ではないのかも。
これらの土器を見て岡本太郎を思い出しました。岡本太郎は日本の縄文土器「火焔型土器」を見てインスピリエーションを受け芸術作品を作り始めたそうです。大阪の太陽の塔などは土偶の顔にそっくりですよね。国立博物館の常時展示にあるやつです。(ここに詳しく書いてありますね⇒日本遺産「縄文と岡本太郎」)
ここは車でないと行きにくいですが、お勧めです(よく山梨県立の博物館に持っていかれなかったと感心します)狭い空間にギュッとたくさん置いてあって見ごたえがあります。縄文ファン、垂涎モノです。
これだけ盛り上がった土器が弥生時代にあまり凝らなくなったのは不思議ですね。煮炊きは煮炊きで合理性を求め、装飾は独立していったのかもしれませんね。青銅とかも出てきますしね。