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あおいとりプロジェクト

目白の古民家【ゆうど】

2015年09月25日|Days, やまねこクロニクル

★9月28日(月)阿佐ヶ谷『ウラナイトナカイ』
*水晶リーディング練習会 10:00~13:00
*通常鑑定 14:00~21:00 鑑定内容はこちらをどうぞ

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今年の秋分の日は
作業ついでにお店の鍵開け当番をして
その後目白に移動し、
面白いイベントに参加。
だいぶ前から行くと約束して
楽しみにしていた「占い師の聞きたい精神科の話」に行ってきました。

主催者の水沢さん、北原さん、先生方、保健師さんにも
いろいろなお話を伺えて、大変勉強になりました~。
ありがとうございます。

異業種で、類似点があると、本当に面白いですね。
サービスと福祉というのはなんというか微妙に混ざっている分野。
気配りとかが共通項かと。
サービスと福祉、福祉と医療、医療とサービス
コミュニケーション能力というあいまいさが求められる分野。
マニュアルとか作れない分野なのですよね、人相手だから。

 

主治医の内科の先生にも、私は現場の話をよく聞いたりしますが、
心理というのは内臓と親密な関係がある、
データや確証ははっきりないけど、健康に関係すると思うと伺います。
体が疲れすぎて限界が来ると、忍び寄ると心理的不調というもの。
たいてい原因不明って診断されてしまう時は、心理的要因かもと。

 

正規ルートでは精神科医ですが(お薬でしかできないこともありますし)、
そこまで…と思いたくな人にはカウンセラー、
さらに(福祉では全然ないけど)
そっと誰かに打ち明けたい気持ちを受け止めるハコとして、
(ちょっとした気晴らし、気分転換として)
占いは、気持ちを扱う分野として、近しくあると常々思っています。
そのほかに美容系とかマッサージとかも占いと同じ分野ですかね。
(アメリカでは占いハウスはないので、
ネイリストとか美容院で愚痴ったりするようですね)

 

精神科医の先生、カウンセラー、保健師さんのお話を
占いを仕事にしているものとして、拝聴できて本当にラッキーです。

興味ある人が見分を広げるために
フランクな会でした、相互対談会みたいな。
見聞を広げ、視野を広げるが目的ですね(少なくともわたしは)
僭越ながら、共感するところが多かったです。

 

占いより、心理学のがずっと前から興味があり、本をよく読んでいます。
ずっと、興味を持っている分野。
最近では、哲学にも手を出して勉強しているくらい。
心理学の元型、宗教も興味深いものの1つ。

興味が出始めたのは村上春樹さんが訳したこの本。

これはどの方にでもお勧めしたい。衝撃的な本です。
この作者のお兄さんが銃の乱射で死刑判決になった人で、
ショーン・ペーンの「Dead man walking」って映画ありましたけど
あの元になった話です。これがきっかけで人の心理にすごく興味が出ました。

 

システムというのは社会を形成する上で大事なのですが
白黒つけないという「不透明さ」というのも大事で、
社会の80%はグレーで構成されている気がしています。

占いをやっていても、福祉系の仕事(NPO)していても、
旅行業(会社員)でも。

現場で臨機応変にというのはすごく大事だと思うのです。
‟世界はこうあるべき”というビジョンがはっきりしている人には向いてないのかも。
福祉が魚座とか、海王星というのは、そういうことかもしれません。

 

共同体とは、ある意味指針があり、住民の総意という中心軸がある(土星)
そこになじもうと必死にみんなが努力して成り立つもの。
指針になる概念があって、導こうとしてくれるお寺や教会があり、
そこに相談したり吐き出したり、取りまとめ役が話を聞いたりするわけで。
(共同体としての統一した意志以外は認められなかったりするのも大事だったり、
人身御供的に必要悪的になってしまうこともあるだろうし、いい悪いではなくて。)

現代では、核家族、そして地域のつながりは希薄、
相談相手もなかなかままならないもの。それはそれでよりどころがなくて不安で。

そのふわーっとした、つかみどころのない原因で、
乱数的に、クリティカルなことになったりするもので。
要因は多岐にわたり、なかなかそんなにうまくは予測はできないと思うのです。
魚座の緩さが癒しであり、混沌を許容する可能性であり、グレーを担うのかもしれません。

 

事故とは、まさか!に、まみれているもの。
まさかというものは、固定概念から生まれるわけで。
自分とは異色のモノを理解しようという姿勢が大事な、
ノンジャッジメンタルですよね、福祉系は基本。

 

そして、
システムというのはどうしてもどこかに軸がなくてはならなくて、
基本の平均的な生き方をはみ出ることを想定していない社会。
無難な平均な生き方という見本しか示されないわけで。
(そういうきめ細かいことは、膨大なお金がかかるのです。
これは子育て支援に何年もかかわっていて、痛感している実感。)

 

個性が大事なのか、集団としての意志の示し方が大事なのか、
わたしもよくわからないことがが多いです。
福祉サービスの制度づくりなどを中心に事務局をやっていてても、です。
何年も勉強していても、たどり着かない結論というものはありますね。

 

なかなか、平均的でない何かを持っている方には
社会サービスや社会システムが合致していないもの。
(臨機応変さとひいきというのは線引きが難しいのです)
いろいろ思い出したことが、ありました。

あと、もう一つ、使命という言葉に酔いしれないことが大事かと。
(これ子育て業界にも鼻息で吹き飛ばされそうな熱い人たくさんいました…
わたしみたいな天邪鬼タイプはそれで、結構うんざりしてしまうのです、笑)

シュタイナーもよく言っていますが、
オロオロして、ああかなこうかなと迷いながら進めていくことが
魂を磨き上げることだと私も思います。結論など簡単に出ないのです。
わたしの前に道はなく、私の後ろに道があるという誰かの言葉を思い出します。
確信を持って進めることなど何もないと思いますしね。
いつだって希望半分、不安半分。不安も希望も、魚サインだと思います。
12分の1だけ、あいまいさを抱く生き方がちょうどいいのではないかと思います。

 

イベントの力や先生方の経験のリアルさの迫力などもあるかもしれませんが、
場の力とは面白いもので、癒しの場にもなっていて、そこが印象的。
それぞれがそれぞれの形で、自ら癒されるように、行動していたと思います。

 

その、癒しの場としてとても優秀に機能していたのが「ゆうど

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このゆうど、水道を引いていない、井戸水を使っている家。
土地の下に水源があり、そこから引いているそうです。
そして、お水本当においしい。
わたしはこういう昭和な家が大好きです。

近くに水神社があるとか!

たまきさんのぶらたまきで寄っていた大宮八幡宮も

今度ぜひ行ってみたいー。水晶を洗うのだ、笑。

 

目白、目黒は有名ですが、そのほかに
目赤、目青、目黄があり、それぞれ不動尊があると
昨日伺ったゆうどのオーナーさんに伺ってすごく興味が出ました。
そういえば、それ昔調べたなーと。

五色不動
一番わかりやすい説明が ここのサイト
‟江戸幕府が開かれるはるか以前からあった「目黒不動」を基に、密教における一切のものが地(黄)・水(黒)・火(赤)・風(白)・空(青)の五大要素(五行説)からなるとしていることから(方位説・目の色説など諸説あり)、この5ヶ所の「不動尊」を「目黄(めき)」・「目黒(めぐろ)」・「目赤(めあか)」・「目白(めじろ)」・「目青(めあお)」と名付けました。”
五行ですね。

 

昔ですね、だいぶ前ですが
鎌倉の七福神をチャクラに見立ててツアーにするという企画を
思いつき、いろいろ調べたのだけど、うーん、微妙。
鎌倉は三十三霊場をみんな巡ったので、それでなんか消化してしまいました。
そして、東京でもないかなーと思ったのがこれなんですよね。
すっかり忘れていましたが、へえええええ!と思って今度巡ってみようと思いました。
今はどちらかというと、人工物より、山が好きだし、山登りができる体力づくりがテーマ。
でも、親友と東京魔都説で盛り上がった時に出てきたこの話、
もう一回巡ってみてもいいかもなあと。(加藤ですよ、あれは首塚でしたけど、笑)

 

とにかく、
算命学でもある五行、
確か、(あ、算命学は勉強したことないので適当ですが)
◎木(仁徳)が青(貫索・石門)
目青不動尊 教学院

◎火(礼徳)が赤(鳳閣・調舒)
目赤不動尊 南谷寺

◎土(信徳)が黄(禄存・司禄)
目黄不動尊 永久寺
もしくは
最勝寺(さいしょうじ)

◎金(義徳)が白(牽牛・車騎)
目白不動尊 「金乗院」
金ですよ!名前が!

◎水(智徳)が黒(龍高=子・玉堂=亥)(子・亥)
目黒不動尊には池があり、滝があり、滝行ができ ますね。
目黒不動尊は名前が「瀧泉寺」もろ水です。

 

すっごい気に入ってしまったゆうどの守り神きりん

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知り合いとなんとなくお話しできたってのも楽しい思い出の一つ。
出たご飯も、健康に良さそうな感じでおいしかったです!!

 

こういうところで積極的に交流するのは苦手。
だから話しかけてくださったりすると本当にありがたいです。
長野でお会いした面々も、再開して

 

話を聞いていて聞いてみたいことがたくさんでてくるので(好奇心)
質問はすごく多いんですけどできれば
自分じゃない人を操って私の聞きたいことを聞いてほしいくらい。
まつい先生がおっしゃっていた「しゃべることは仕事なので、仕事じゃないと人見知る」
って言っていて、うわ私もまるでその通りだと思いました。
役割がないと、話したいことや伝えたいことが思いつかない。

 

わたしは自分の防御力が高すぎるし、軸がぶれない。
知識というデータ処理がされてから私の中に投下されるようにできているようなイメージで、
みんなが感動の渦にキラキラしているときに、共鳴できないのが残念です。
隣の部屋の宴会みたいに感じます。なんか盛り上がってるぞぉ~みたいな、笑
いつも意識がなんとなくいつもawayで、でも、そのせいで得るものも多い気もしますが。


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みかみ まき

西洋占星術師&アクセサリーデザイナー、水晶占い師占星術・タロットをまついなつき氏に師事、占星術と水晶透視を松村潔氏に師事しております。詳しいプロフィール

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