旅行後記:星の巡礼とトゥルーセルフ
★次の鑑定予定は3月28日ウラナイトナカイです。
10:00~13:00 水晶リーディング練習会
※占う側募集中です。(占われる側の募集は満席になりました)
14:00~21:00 通常鑑定です。
※16時~17時はご予約いただいています。
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★次の鑑定予定は3月28日ウラナイトナカイです。
10:00~13:00 水晶リーディング練習会 ※占う側占われる側募集中です。
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※21日はイベントで鑑定はナシです。次回は3月28日になります。
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沖縄旅行記:その1、その2、その3、その4、その5、その6とあります。
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前回生まれて初めて一人旅に行った時、
帰ってきて、仲の良い友達に、旅での感想を話していて。
その時に、その友だちは
「トゥルーセルフを見つけたのですね」
と、一言。
信頼している人との会話って、本当にすっと心に届き響き渡るからすごい。
本人が意識してできるものでもなくて、
本人が発した言葉を相手であるわたしがどう受け取るかどれを受け取るかの
化学反応だと思うのですが、そういうのをたくさん起こす相性ってあります。
誰でもいいってものでもないですし。ずっと波紋を残す言葉。
一方的じゃなくて相互なんだよなあと思います、そういうの。
信頼関係ってそういう相互的に育っていかないと
響き合いってないと思うのですね。魂が響き渡り、タイミングを引き寄せる。
同じ真剣さで。
その言葉にすごくはっとしたのをフレッシュな感覚として
いまだに深く響いていて・・・その時の記憶を思い出しました、今回。
前回は奈良への旅で聖地巡礼という感じで。
一人で旅することの解放感がすごすぎてちょっと興奮気味でした。
添乗員の仕事の時、ツアーではもちろん一人なのですけど、
お客様もいるし、それまでの旅は一人で移動しているけど、
空港まで行くと、そこからは人がいる。
今回も、1日(半日か?)は友だちと過ごし、
半日友だちの結婚式に行ったけど4泊5日の間
一人で行動を決め、何をするかしないか配分できる贅沢に
テーマとしては、『むさぼりつくさないこと』でした。
おとめ座の月を持ち、天秤過多のわたしは、
どうしても、情報を駆使して計画を立てがちです。
そうすると、私という狭い世界で壁を作り、
そのほかのものを受け入れないからです。
自分の気分という感性で、
リゾートに来てているのにがんばって観光しない
と、決めていました。
なので、漫画を3冊、
本を1冊、PSPに映画とかアニメとか入れて、
家ではできない無為に過ごす時間を大事にしてみました。
決めない、備えない訓練、笑。
ふらふらと、近所を歩いて、
家とか花とかを見て、沖縄の生活というものを観察してみたり。
スーパーに行って
何が売ってるか見てみたり。
今回ホテルに立派なベッドとジャグジーがあったので
PSPで精霊の守り人を見直していたり(全26話、笑)
東のエデンを見たりしていました。
この二つのアニメも、何度見ても学びがある深い内容。
何度見たかわかりません、笑。
あとは、読書をかなりしました。と言っても、1冊ですけど。
海辺に座ってとか、カフェでとか。リゾートで読書って贅沢だなとか思いながら。
これ実は、アメリカに行くとき用に買ったもの。
結局、読まなかったんです。
でも、今回旅に出て思ったのは、
読みたいと思う時にしか本を読むことはできないですね。
頭に入らないのです。
そして、この本は今回の旅で読むことがベストだった気がします。
心からそう思いましたね。
内容的に、
物事というのは積み重ねていく順序があり、
その過程を踏まないと、一足飛びにはたどり着けない段階がある。
そして、それにはタイミングが合うことが必要だし
気持ちの準備も必要で、頭で考えて物事が進むわけでもない。
って感じだったのがタイムリーでした
奈良の時は、自由で何でもできる自分、自分で何でも決断できることに気が付き、
一人になって初めて、すごく気を遣っていた自分、物質的な開放。
(気を配るというのではなくて、気疲れするという意味で)
それもわたしのトゥルーセルフだし、
備えないようにしてぶっつけ本番にしようとするとき、
恐怖や不安を感じるのも私だし、精神的自由と孤独。
一人で何とかしなくてはいけない緊張感。
すべての可能性に気を張ってしまう乙女サイン。
そういうのを緩める訓練になりました。
「せっかく来ているのにもったいない」
というがめつさが、流れを読む感じることから阻害する。
手放してニュートラルになるというのが大事。
そういうテーマはこの本の中に随時示されていて、
自分の恐怖やらのテーマを深く認識できました。
意外と、恐怖や拒絶のテーマが一番の難関だと思います。
変わることへの不安。
価値観を変えること、自分の常識の壁を壊すこと。
より良い自分になる道にはそういうのが転がっている。
そして、価値ある‟良き戦い”というのを放棄していしまう。
そう繰り返し、本にはテーマが出ています。
例えば、ホテルの部屋で一人でいるとき、
鏡とかに、人影が写ったら怖いなあと思う気持ちに
支配された瞬間があって、
でも、そういうのを受け入れてニュートラルでいられないと
宇宙人やら霊の世界やらの私たちの次元でない存在との
関わりを持つことができない意識ということになります。
口でいくら言っても、頭で思っていても、ただのシミュレーションだし、
実際直面して平気でいられるっていうのはすごいことです。
それが「ほんとう」なんだと思う。
直面して乗り越えるということをしてまでそれを得たいのか
というのが、本の中のテーマでした。
こういう見ていなかっただろう暗部に寄り添ってくれていたのがこの本。
星の巡礼。
曇り空が多くて、星空は見えませんでしたが。
本を読みながら、タイミングって本当にあるなあと。
◎今回のメモ
スケールが違うという意味を改めて考える。
そのままだと、大きいという陳腐な意味であまり魅力的な言葉じゃないのだけど。
その言葉を掘り下げて、
物差しの感覚、設定が違う
スタートラインが違う、平均値が違う。
価値基準が違う。
という意味が隠れているなあと。
教育というのは、手っ取り早いクオリティの均一化につながる。
そういう公式に当てはめ答えを求め、
どうしてその公式なのかどうやって成り立ってるかという真理に近づく
通り道を通らない思考回路。
知識は認識の結果
知識が認識を決定する。
自分の知識の予測範囲内でしか
思考は回らないのであれば、
真実であろうとなかろうと、
その範囲には踏み込めない。
知識と、
経験
で
認知(わかり理解する)
となるね。
*
パウロ・コエーリさんは、アルケミストも読んだけど、
中々名作だと思います。
本屋で見かけて存在を知った一冊でした。
星の巡礼はタイトルがかっこいいので、手に取って、
見たら、パウロコエーリさんの本で興味をひかれたわけです。
こういうのもタイミングですよねえ、本当。
ここ数年、自分の知識の乏しさに焦燥感しかなく、
ずっと、学術的な本ばかり読んでいたので
こういう軽い小説を読めるようになったというのは
ちょっと気持ちに余裕が出たのかもしれません。
自分にそれを乗り越えるスキルがあったとしても、
変わろうとする精神力や別世界への寛容性がなければ、
チャンスを使い尽くした今のステップアップできない世界に閉じこもることになる。
チャンスが巡ってくる気がしない環境にいるのなら
その環境から出て新風を招き入れないと
宝の持ち腐れどころか、本当に宝が腐っていくよなあと思いました。