東京ミネラルフェア2018(新宿)
2018年06月2日|Impression, Minerals, やまねこクロニクル|東京ミネラルフェア
★次回のウラナイトナカイは6月4日
11:00~21:00 みかみまき 通常鑑定
※詳しいメニューはこちらをどうぞ
※当日に気が向いてふらりとお越しいただくの大歓迎です。
※お申込み:お待たせしたりするのは申し訳ないので、お電話でご連絡いただくか、メールにてcaribou.lynxhare@@gmail.com (@を1つ抜いてご利用ください) ご連絡いただければ幸いです。
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★6・7月 占星術チャートとシナストリーなどを読む講座 絶賛募集中。
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チケットをいただいたので、行ってきました東京ミネラル魔窟フェア!
6月1日~4日まで開催しています。今日、土曜日も絶賛開催中!
すっごく熱気がありました。「わたしもちょっとだけ見よー」とかそんな心構えで行ったのに、なんだかいろいろ買ってしまいました。魔物が住んでるよ、ミネラルフェア・・・水晶先生以来の散財ぶり・・・
最初に心惹かれたのはマダガスカルの川から拾ってきたメノウ。カーネリアンと言った方がいいのか??
こんな感じでちょっと晶洞になっています。これをみたうちにいる人が「リンゴ・・・みたいだな」と言っていて、確かにタルトタタン色!
光の透過はあまりよくないのですが一応オレンジっぽい中身。
このブログでも触れていますが、このところ、海とかで拾ってきたメノウというのに惹かれていて、研磨されていないモノが一つ欲しかったのでよかったです。全体的にメノウたくさんあったかもなあ。もっと個性的なもの欲しかったのですが、とりあえず最初の1個ということで。またみにいちゃうかもだし。
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もう一つは、タンザニアのサンストーン。サンストーンの結晶って見たことなかったので(カットしているものばっかりで)ちょっと興味を持ちました。こういうのはアクセサリーにならないしなあと思いつつ、ゲット、笑。
一緒にムーンストーンも売っていて、超悩んだのですが、サンストーン。
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一番のダークホースがこれ。エチオピアのオパール。お店の自身はフロリダからきているのですがエチオピアオパールを扱っている方。私結構この人から買います(⇒このブログに写真載ってる)。割と彼のオパールはオパール100%のものが多く、ボルダーではないですね。オパールはてんびん座の誕生石なので、昔から好きなのです。今年45歳になる記念とかわけわからないことを自分に唱えて買いました、笑。
わたしが2008年にオーストラリアシドニーで買ったボルダーオパール。結構高かったな。オーストラリアはオパールの宝庫だと思っていたのに、笑。
これは結構硬い砂岩にしみこんだオパール。乳白色でブルーのきらめきが見えるタイプ。だいぶ悩んで籠から買ったのを覚えています。周りの人にねだんを聞かれていったら「え?!」!というような値段でした。まあ石ころにしか見えんわな。
もう一個、リーズナブルな値段で買ったボルダーオパール。これは多分粘土よりちょっと硬い程度の砂岩。圧縮され率で硬さは変わります。しかも磨いてないし、上の石みたいにコーティングされていないから水に浸けないと光りません。これは土の模様とオパールがなかなかと思ったので。
Matrixという母岩があってそこにしみこんだ模様のようなオパールがボルダーオパールです。結構高い。このブログのオパールはプレシャスオパールと言われる部類のモノで、オパール100%です。オパールという鉱物はかなりもろいです。そして軽い。キラキラ部分は光の屈折で生まれる遊色(Play of color)と呼ばれるものですね。これがなくても、オパールです。これが入っているものが宝石として扱われます(本当は硬くないと宝石としては数えられないのだけど遊色があるものだけ例外)
わたしの買ったこれは母岩なしの黒いオパールです。75カラット(カラットはカラット豆の1粒の重さで宝石の重さの単位)。お店の人はブラックオパールって言ってたけどえええーうそーんと思いました。しかし不思議な模様。わたしはこれ銀河みたいと思いました。本当はティアドロップ系の白い縞の入ったオパールが欲しかったのですが、それが売り切れていて(そりゃそうだ・・・)この珍しい石に遊色が入ったものに強烈に惹かれて。山梨の職人さんに頼んで、ペンダントにしようと思いました。
あちこちにキラリキラリと光るのがすごい。ニセモノかもしれないけど、笑。でも結構な勢いで売れていました。
本代として避けているお金を使いこみましたが、ブライアンの本を読むので今年はもう本買わない!!と決めて、購入。うーむ、早すぎる誕生日プレゼントfor me!
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あんなにはまっていたひすいなんですが、売っている場所に言って眺めてみたものの、あまり興味が出ませんでした。海岸で拾うということにロマンがあるだけで、翡翠じたいに興味はないようです。
知り合いにFBでこれは加工して売ったりするの?と聞かれたのですが、たぶんこれはこのままの形が美しいので加工することはないだろうなと。水に入れると本当に美しいなあ。ヒスイが拾えるととてもうれしいのだけど、それ以外にも美しいものがたくさんありました。地球の美しさに出会えるというか。糸魚川は恵まれた土地で、それが頻発するという感じがします。また行きたいわー
そいえば、6月から池袋・三省堂書店4Fのナチュラルヒストリエさんで、わたしが大ファンの山田さんのコレクションが公開されています。
RT> 雨花石は河床の堆積の中から掘り出している。自然に削られ、ある程度磨かれているので、水をはった器に入れて眺めるというのが観賞法だった。近代に入って、バレル研磨されるようになったが、研磨してない自然のままのものも味わいがある。目玉の入ったアイ・アゲートもある。 pic.twitter.com/INlSRwpGgy
— 山田英春 Hideharu Yamada (@lithosgraphics) 2018年6月1日
石が描くって、ロジェ・カイヨワの本のタイトルですね。彼のコレクションもすごかったー。
これ↓こんな風な言い方があるのですね、勉強になります。素敵ー。
RT> 雨花石は河床の堆積の中から掘り出している。自然に削られ、ある程度磨かれているので、水をはった器に入れて眺めるというのが観賞法だった。近代に入って、バレル研磨されるようになったが、研磨してない自然のままのものも味わいがある。目玉の入ったアイ・アゲートもある。 pic.twitter.com/INlSRwpGgy
— 山田英春 Hideharu Yamada (@lithosgraphics) 2018年6月1日
石を濡らして眺めることを雨花石っていうんですね、こういう拾ったメノウは磨かないとあまりぱっとしません。でも濡れているとみな石は美しい。狐石というやつがそのいい例ですね。