電車とバスでグラストンベリーへ!
2018年09月12日|Impression, Trip, やまねこクロニクル|イギリス旅行, グラストンベリー
次回、ウラナイトナカイ9月17日(敬老の日祝日の月曜日です)です。
⇒お申込みはこちらをどうぞ。
※18:20~19:30は予約をいただいています。
※鑑定の予定は【こちら】にアップしています。
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★9月24日(振替祝日・月)ウラナイトナカイにて「占いとアクセサリー」開催します。⇒くわしくはこちら
※本当にちょっとしたものなのですが、イギリスのお土産を来場者にプレゼント!
わたしの作品はこちらのショップに並んでいます。こういうのを作って並べますー
★9月28日(金)「9月/10月占星術チャートとシナストリーなどを読む講座」⇒★残席2席です。
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結構長期で疲れて指折り的になってきていた学校も金曜日の朝終わりになり・・・いざ次のディスティネーションへ。こういうタイミングの前日あたり緊張しますね。ああしよう、こうしようといくつか策を練ってしまいます。『移動』前って4ハウス過多のわたしにはヤドカリが決死の覚悟で貝の住み替えを行うのに似ているのかもしれません。居場所にたどり着くまでは、集中して一刻も早くたどり着こうとしますね。ぶらぶらとするのも、荷物を置いてから。こういうのは、課題(タスク)があり達成されるまで落ち着くわけにはいかない乙女の月気質なのでしょうか。ちとそわそわしながら過ごしていました。
当日は何の問題もなく、タクシーで駅に向かい、いざオックスフォード駅からブリストルへ!オックスフォードからロンドンへの電車も乗ったことあるし、事前に散歩がてら下見に来ていましたしね。チケットもクレジットカードがあれば本当に簡単。わたしは2等車というのでしょうか、スタンダードに乗りました。
プラットフォームはありがたいことに改札入ってすぐのロンドン行きと同じ
わたしは平日の金曜日の昼間に移動したので、off-peakチケットというものでオックスフォードからブリストルでスタンダードクラスですが23.4ポンドくらい(3700円)フルフェアの60%オフくらいです。素晴らしい。
オックスフォードからの直行便はないので、Didcot Parkwayというところで乗り換えます。
ローカルの駅はこんな感じです。犬とか自転車とかといっしょに乗る人が本当に多い。
乗り換え、これが第一関門的でしたがDidcot Parkwayまではファーストクラスなしスタンダードのみの2両の小さい電車な上に、この駅は2つしかプラットフォームがなく電光掲示版で電車のスケジュールがしっかり表示されていて、何の心配もなかったです。運よくあまり待たずに乗れました。なんと1時間に1本の電車でしたよ。帰りのブリストルーロンドン便は直行便でやはり1時間に1本。
Didcot Parkwayというところで乗り換え、もう少し大きな電車に。普通の特急のような電車。夏シーズンですが平日の昼間なのでガラガラで快適です。
ここはスタンダードクラスで日本でいう自由席イメージ。わたしはスーパーオフピークの時間に載っているので3700円くらいでしたが、本来なら1万円近くかかります、電車。ファーストクラスの電車は真ん中で、スタンダードははじの車両ですから、階段から乗り換えるとき階段そばがファーストクラス。そして階段から離れて歩かなくてはいけないのがスタンダード車両かなと思いました。だから10両くらいだと4・5・6・7あたりがファーストクラスです。
途中、
かの有名な風呂の語源のBath。飲用の温泉があります。ローマ時代くらいの遺跡だった記憶が。さらにストーンヘンジとかこの辺ですよね。残念ながら途中下車はせず、有名なバースは車窓からちらっと見ただけでした。ちなみにブリストルはバースの次の駅です。ブリストルの駅からBath行きのバスも頻繁に出ていました。電車でも17分くらいで着きます。
ブリストル駅にたどり着きました。ブリストルはセントラルという駅とテンプルミードという駅と二つあり、わたしが降りたのはテンプルミード。ブリストルのセントラル駅の方にはとても有名な「クリフトン橋」があります。今回は天気も体調も悪かったので諦めました。。ブリストルもいい街だと思います。結構海が近いです。
外から見たブリストル駅。イギリスの駅はみなそうですが荘厳でカッコイイ。この辺では一番大きい駅、結構ひろくて15番線くらいまであります。イギリスの駅はこういう電光掲示板がしっかりしていて、電車は乗りやすいかも。でも電車はたいてい中心街から離れているので(町は駅ができる前からあるので駅を作るスペースは郊外にしかない)、観光するときはバスで行った方が歩かなくて済みます。
曇りで、時々雨がパラパラしている天気。イギリスらしいというか。オックスフォードは結構天気が良かったので残念。移動には支障ない降水量。
駅前のアイスクリーム屋さんにいた鳥・・・なんかみたことある・・・
駅前のお起きな道路でダウントン書いてあるトラック発見。おおお(意味なし)
次に、グーグルマップで事前に調べていたバス停の位置に向かいました。376線というのがグラストンベリー行きですが・・・あー、あまり本数ないです。
バス停にはひっきりなしにバスが来ます。番号がわかってないと乗りづらいかも。そしてわたしはロンドン以外ではバスは長距離しか乗ったことなかったので、市バスその辺はあまり情報がなくてドキドキしながら他の人の動向を見ていました。みなデビットカードがICカードになっていて、パスモみたいにピッと読み取らせて使っていました。特別な券とか買う必要があったらどうしよう、めんどくさいなと思いながら観察していましたが現金で乗っている人もいて安心。わたしは現金で乗るしかない、笑。
でも大体同じですね。運転手に前払い。バスの運転手に、グラストンベリーのタウンホールまでシングルでワンウェイと言うと値段を言われるので、その額現金で6ポンド払いました。ローカルな乗り降りの結構ある普通の幹線バスでしたね。ベビーカーで乗り降りする人が多くてしかも自然にその場所をどきます。車いすやベビーカーが置きやすいようにバスの前側がデザインされています。椅子が跳ね上がり場所が確保できる作りには感動しました。こういうところ、イギリスは本当に進んでいますね。タクシーも車いすが乗るスペースがあるものが多かったです。ボランティア精神が旺盛な国。
わたしはスーツケースを持っていたのでどうしようか立ち位置に悩みましたが、台があってそこに荷物を載せるようでした。わたしは行きはわからなくて場所がなくなり結局バスの中で立ってることに。1時間半近く乗っているのに。ブリストル市街を抜けると席はかなりガラガラになってきて座ることができました。
こんな風に次のバス停がアナウンスとともに表示されます。すかさずストップというボタンを押します。しっかしバス停の名前が本当に変わっている・・・
2階建てバスに乗っています。途中草原の一本道になった時、なんか結構早く感じるなあ、どれくらいのスピードなんだろうと、道路標識見たら60と書いてありました。さっき調べてみたら片側1車線の道路は60mile (96km)が制限速度です。ええええええ。あんな田舎道で舗装もきちんとしてないところを2階建てバスで96キロ!!!車窓はこんな感じ(IMG_9123)。スピード解るかな・・・
タウンホールというバス停はグラストンベリーアビーの目の前。無事たどり着いて一安心。
今回は初めてB&B(ベッドアンドブレックファスト)というのに泊まりました。Booking.com経由で予約。メイン通りにあり分かりやすいはずの【Overlook B&B】、地図で確認していた場にそれらしいところがない・・・注意深く見ているとドアの上にOverlookの文字が。わたしてっきりオーバールックというのはすぐそばにアビーがあるので見渡せるという意味だと思っていたのですが、「見落とす」の方の意味だったのか・・・笑。これはわかりにくい小さい看板。黒い目立たないドア。
ドアの注意書きに隣の文房具屋さんに昼はいますという文字。おおお・・・文房具屋に入ってレジで今日と泊まる予約しているんですがと恐る恐る言ったらちゃんと予約入っていました。ここは扉がキーロックで暗証番号をもらい、好きな時に出入りできる他人の家という感じでした。なかなか楽しい。
わたしは3階のお部屋の3号室。
鍵は・・・トラディショナルな鍵穴に差し込む鍵!!!初めて見た。
外から開けるのも内から鍵かけるのもこの鍵を鍵穴に差して開け閉めします。
結構内側から閉めるのが大変でした。でも中のファシリティは結構モダン。
ベッドふかふかで寝やすくて快適!!
ベッドの横にはこんなものがww土地柄??
机の上にはいろいろあって、紅茶のグッズとかいろいろある。なんと、朝ごはんが部屋食。ドアの外にミニ冷蔵庫があり、部屋番号のついた冷蔵庫から自分の朝ごはんを朝取り出す感じ。7:30になると冷蔵庫に入れられます、笑。好きな時間に取り出して食べることができます。AirB&Bに近いなあ、ノリが。全体で部屋が3つの民宿ですね。干渉されるのがあまり好きではないのでわたしは結構好きでした。ローカルな人との交流を期待する人にはちょっとがっかりするかもですが。
朝ごはんは結構、シンプルですが、トーストのパン、クロワッサンとパンドショコラ、あとチーズ、ジャムの詰め合わせから好きなものを食べる。チョイスは豊富です。チーズも結構種類ありました。
この卵、生で来ています。
このゆで卵製造機械で茹でます、笑。
結構面白い、笑。
トースターもあるので焼きたてのパンが食べられます。
チーズも豊富。わたしはこの丸い赤いチーズがやたらに気に入りました⇒インスタにもあげています。
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このあたりで一番有名なパン屋を事前に調べておいて着いた日の夜ごはんにしました。ここ評判すごい良かったので期待していったら期待以上でした!昼間は人気があって結構人が列を作るパン屋。あっという間に売り切れるので、ガンガン作っています。昼間に出すよう、夕方に出すようとあるようで打っているものが時間帯で違う。お菓子系のモノもとても多いです。パイとパンとドーナツと、お菓子というところでしょうか。スコーンとかもあります、食べなかったけど。
買いに行ったら二つで85ペンスのドーナツしか売っていませんでした、笑。
これを買ってみたのですが、結構おいしい!!甘くなくしつこくなくふわっとしていて。あとから気が付いたのですがこれは平日の夕方にしか売っていないモノだったようです。一回もお目にかかりませんでした。
おまけにジャムが入ったドーナツをもらいました。
甘いものだけだとあれなのでその辺のスーパーでスープを買いました。このあたりだとカップラーメンとか売ってないですね。
そしてこれが結構当たりでおいしい!!!
ここのパン屋結構気に入って何回か行ったのですが、買いたては温かいのもいいです。ぱりっとしている。
これがラム肉とミントのパイ。これすごくおいしかったです!!たぶんシェパードパイってやつですよね。
グラストンペストリーの小さいやつ。これはみずっぽくないシチューが入っているおかずパイ。
結局夜ごはんは毎日これでした。昼は適当にカフェで食べていたりしましたが。夜って一人で入るにはお酒飲むパブとかばかりでカフェはたいてい15時くらいでお茶のみになってしまっていて、どうしようかなという感じになると眠いしテイクアウトに偏ってしまい、結局3日間夕飯毎日これだった原因です、笑。でもおいしかった。なんだろう、パイが結構挽肉でもスパイスで違うし、なによりジューシーなんですよね。3軒先くらいだったので、暖かいのをすぐ持って帰れたというのもよかったです。
窓からの景色。
ここの滞在で結構雨が降り寒かったので、居心地のいい部屋は助かりました。4ハウスの外出たくないなあという傾向が強くなっちゃいますけど、体調の悪い時にぐっすり眠れるっていいです。一日10時間くらい寝ていました、笑。
この日にキングアーサーの墓のグラストンベリー・アビーに行きました。次に続きます。