【甲斐の国】古代甲斐国展と美和神社
次回ウラナイトナカイは11月26日月曜日
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「文字が語る 古代甲斐国」という展示を見てきました。
そもそも、え、古代甲斐国って何?から始まりましたわたくし。小さいころから山梨にいたわけでもなく、祖母が山梨出身ですがその辺の話は聞いていず、あそうか古墳とかあるんだからそりゃそうだと思いなおしました。7世紀くらいに開国したってwikiに載っていましたが、古墳(甲斐銚子塚古墳)からすると4世紀半くらいらしいです。ああとても古い国なのねと。水晶や黒曜石のでるこのペグマタイト地帯は縄文時代から人が住んで古墳や遺跡がたくさんあり、そこから加工品がたくさん出ているのですがあまり知られていないですね。
※そういえばこの甲斐銚子塚古墳を見に行っていました。これがそのブログ⇒「考古学博物館とやまなし伝統工芸館」このブログでもたくさん出ていますが結構な古代遺物がたくさん発見されていて見ていて楽しいところです。
今回のこの展示では墨書土器がたくさん出ていました。さらに 和歌刻書土器というカナ文字で和歌が彫られた皿です。これ実物見てきましたが、昨日作ったようなきれいさでこれ本当にふるいの?!と驚愕。色もきれいだしとても古代遺物に見えないのですが博物館が鑑定して、県立の博物館にそのように展示されているので間違っていたら大問題ですし、わたしの無知がそう見えさせるのでしょう。しっかし、字も現代風のようなきれいさでおどろき2倍。
酒折宮は連歌が生まれた土地として有名なのですがその掛け軸なども展示されていました。日本武尊がつくった連歌にちなんだ掛け軸なども展示されていました。
全ての展示が本物として古代の物であればというの疑念が付きまといまくるきれいさです。魚が彫ってあった皿は角度によって見え方が違い、とても美しかったです。山梨県のお宝がめっちゃ価値がわからない感じで展示されていたように思います。もったいない・・・地方だからお金ないのかな・・・
しかし、いただいた資料の中にある古代甲斐国にかかわる場所の地図はなかなか楽しいです。
この中にある、「山梨岡神社」と「物部神社」は以前見に行っています。
この中の姥塚古墳というのは見に行きました。南照院というお寺の敷地内(リンク先のこんもりとした森が古墳)にあり、お墓取り囲まれた小高い丘のような古墳が印象的。6世紀ごろのものらしいです。ちょっと夕方で薄暗くよく見えませんでしたが、一緒にいた方がたいそう興味を持っていました。なかなか面白そうな古墳です。横穴式石室型の中で、東日本の中の随一の大きさというものですが、あまり有名ではないようですね。
その他、この載っている中で美和神社というところに連れて行ってもらいました。
上記のパンフレットには「平安時代前期には甲斐国でも特に位の高い神社として知られ、のちに甲斐国の二ノ宮に定められました」と書いてあった神社。そしてサイトには「社記によれば、景行天皇の御宇日本武尊の命にて甲斐国造塩海足尼が大和の大三輪明神より勧請するとある」と。
こんな看板もありました。
ここは鎧が宝物らしくてそれが宝物殿。ここ建物がとても面白いですね。社殿作りというか。
丸石信仰か?と思ったもの。でもあまり触れられていませんね、サイトでは。
ここを調べていて見つけた玉諸神社というところに行ってみたいです。大きな水晶玉がご神体とか。ここが三宮で、この美和神社の二宮の時点の神社。さらに「二ノ宮地区に所在する美和神社は里宮として位置付けられており、二ノ宮から東に位置する尾山地区には山宮として杵衡神社」というのも見に行きたいところですね。
ここで丸石を眺めていて思ったのですが、丸い石を信仰するというのと、水晶を丸くしてご神体にするというのはどこかでリンクしているんじゃないかなと思いました。山梨の水晶を丸玉にするという技術が残ったのも(本家だったはずの京都の方はすっかり絶えてしまって外国に依存しているような?)、丸い石を信仰するという山梨周辺の習慣に着目したいところ。
あと、地図には乗ってなかったのですが姥塚古墳のとなりにある神社の国立神社にもちょっと立ち寄りました。
ここもなんとなく凛とした雰囲気で素的な所でした。近所にあったら立ち寄りたくなるだろう神社ですね。