中国から帰国しました!
次のウラナイトナカイは4月15日・月曜日です。
11:00~21:00 ※詳しいメニューはこちらをどうぞ⇒★
※4月・5月の鑑定予定をアップしました。
※11時~12時、14時~15時にご予約があります。あとはとりあえずガラガラですので当日でもどうぞ。事前にご一報いただけると幸いです。
※月曜日以外も占い鑑定承っています。主に仙川と大井町に鑑定場所としておりますが、その他ご希望の場所にもうかがっています(遠距離も承ります。交通費は別途お願いします。)お気軽にお問い合わせくださいませ。
→お急ぎの方はこちらにご連絡下さい⇒lynxhare_astrology@yahoo.co.jp
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4月4日~10日まで中国の北京にいっていました。初中国です。わたしが旅行業者として働いている時中国は物を安く作る世界の工場として活性化し始めたときでわたしが所属していた外資の会社の営業マンやSEはこぞって中国に渡航していました。その時はVISAが必要で取得に1週間とかかかる時代。インターネットで申請できるようなシステムはなくまず招聘状を中国の企業にもらうか(業務渡航だと必須)観光の場合は大使館から招聘状を買うかでした。
それが今はなんと、2週間以内の滞在ならビザ要らない!!なんかすごく感動しました。
しっかし、いざ空港行ってみると結構中国語の字が読めない。どこがセキュリティチェックかいまいちわからない・・・そして言葉(英語)が通じない・・・みんなわりと片言・・・
この入国カードが置いてあるところで迷ってセキュリティに聞いたら「ここ通れ」言われたので信じてうっかり並んだら「お前は日本人だから、ノービザだ、あっちいけ」と片言の英語で言われて、結局15分くらいロスしてイミグレーションに向かいました。
皆様、日本人用の中国の出入国カードは「黄色」です。小さい手のひらサイズの方です・・・「青」ではありません。。。青はVISAが要る人だけです・・・
これターミナルの中を移動するトラムの線路なんですが北京空港すごい広いです。わたしは今回JALだったのでターミナル3利用で、そこは恐ろしく広いらしく出口に移動するのにトラム移動がマスト。イミグレを抜けた後にスーツケースピックアップせずにトラムに乗るのが少し不安でした。英語圏だったらこんなに不安にはならないなーと。バゲージクレームの文字を思わず何度も確かめました、笑。まあ一度知ってしまえば簡単ですね。
出口から出た後、近くのカフェで待ち合わせだったのでそこからDDという中国版のUberみたいなアプリ経由でともだちが車を調達して北京の友だちの家にたどり着きました!1時間半くらいかかりました、空港から。でもDDなら85元くらい。すごく安い―。しかも本当に使いこなしていて北京っ子すごい。そのあたりのカルチャーショックは割と大きかったです。
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今回の旅は基本的に、Alan Oken先生の講座を受けに行きました。きっかけはその中国人の友だちが通訳をやるのでコースを紹介されたから(なんで紹介されたかは不明、笑)。半分、中国に行ってみたいというのもあって。ずっと小さいころから興味を持っていた土地だったので、これはチャンスかなと思いました。渡りに船ってやつですね。
AlanOkenという名前はどこかで聞いて知っていて、アメリカに住む別の友だちに聞いたらやはりいい先生と言っていたので興味が湧いたというだけの理由でしたが、結果参加してよかったです。
TWO WEEKEND WORKSHOPS IN APRIL というコースで「WEEKEND II: ACTUALIZING YOUR AUTHORITY—FINDING YOUR PERSONAL CREATIVE POWER IN THE NATAL HOROSCOPE.」という内容。
アラン・オーケン先生はエソテリック占星術系の方で、基本アリス・ベイリーからご自身の考え方を生み出した人。チベット人のグル(師匠)を持ち、中華料理が大好きな方。御年75歳。2つあったうちの予定があったのが後期のアクチャライズ・ユア・オーソリティの方だっただけで。
でもふたを開けたら「NODOOR」という中国の占星術団体が2年間行っていたネットの講座コースで、たまに海外から先生を招聘して理解を深めるというものにわたしは飛び入りで参加していたらしく、どんでもなく場違いでした、笑。でも皆さんいい人で生暖かい目で見逃してくれてよかったです。
講座の内容的には自分の中のオーソリティ(土星)を見つけるという内容で、自分の中の自分と話しつながるというのを主眼としていました。「毎日お茶の時間を設け10分ぼんやりする」というのが先生の教え。2週間続ければ必ず内側に変化が現れるそうです。
わたしも現代人の端くれなのでニュースを見ながらご飯食べたり、電車で移動しながらメールの返事をしたり「ながら」が大好きです。時間をうまく管理している気分になるので、もっとうまく時間を使えばもっとうまく人生を時間を使いこなせると思っていました。でも最近それに疑問を持ち始めていたところなのでAlanの話は結構心の響きました。ながらでやればそれは集中力が半減することでもあり。感じ取れるはずのことをキャッチし逃したり。
そういう隙間とか空白がある瞬間こそ、自分というものを取り戻しやすいとか。そして自分の裁量で(オーソリティ)で決断し、自分のための行動をする。真に自分のために行動しているという自覚と意識をもって生きるというのが肝だそうです。自分に立ち返る習慣を持つというか。それをお茶を飲みながら毎日繰り返すといいとのこと。
50人近く参加者がいる中で私も運良く選ばれAlanにチャートを読んでもらいましたがすごかったです。わたしのことはもちろん知らないし、会ったこともないのですがびっくりするほど正確にわたしのことを言い当てていました。もちろん腕の良さもあるんですけど、占星術はちゃんと読めばかなり正確にその人がわかるというのに感動しましたね。ちょっと迷っていたことがあってそれについて後押ししていただいた気持ちになりました。それにしても自分のチャートめんどくさいチャートだなあと、あらためて、笑。
Alanの言う自分に戻る、繋がるというのはエソテリックの中心的な考え方ですがそもそもエソテリックというのは内側の声を聴くというような意味らしいです。
ギリシャ語で内側がエソテリック、外側がエクソドス。エジプト記にあるモーゼのエジプト脱出に「エクソダス」という言葉がありますよね。外に出るのがエクソドス、うちがエソテリス。だから、外側の社会的影響にあまり振り回されず、自分の中の声に耳を傾けなさいねという話が多かったです。
集合的圧力というのは英語でcollective pressureというような言葉だったと思いますが、社会というのは個々人の肉体を守るために存在する月的な組織であり、太陽を発揮する場ではない。基本姿勢としてカラダや生活を守るサイクルを中心としている。でもソーラーな太陽中心的生き方をしないと人はモチベーションを保てない。集団の中で行き自分を押し殺して前に出さないことが大事な社会で生きてきている中国の人たちに今は大事な時期。レボリューションだと言っていました。すごい勢いで変化が押し寄せている中国、本当にそうだなと感じました。しかも日本と共通点が多い気もして、共感。
抑圧された感情は中毒性を持つ何かに転嫁される。ギャンブルとか、お酒とか、たばことか、薬とかへ。
しかし、わたしのチャートは月がとても弱く、しかしアセンダントルーラーである。太陽に全部アスペクトが言っていて、それを土星が正面に表現するようにアセンダントに載っています。だから、この月的な社会になじみにくいのかもなあと感じながら授業を聞いてました。でも太陽の方向性が決まりそこに向かって動いている時、月が逆に無視されがちというのもあり。
普通に社会のリズムに合わせて生き、意志を使わずに流されていると「月」中心になるというような話でした。あまり耳なじみのない話というわけではないけど、とても勉強になりました。