東博の「正倉院」展示に行ってきました
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御即位記念特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」を見てきました。正倉院といえば奈良ですが毎年今ぐらいの時期になると奈良の国立博物館で宝物のいくつかを公開していていつも見に行きたいなーと思っていました。
そしたら今年は上野でやっているじゃないですか!!スバラシイ。
天皇陛下の御即位を記念し、正倉院宝物を中心とした飛鳥・奈良時代の国際色豊かな造形文化に焦点を当てた特別展を開催します。本展は、正倉院宝物と法隆寺献納宝物という日本を代表する文化財が一堂に会する稀有な機会です。また、令和元年の本年にこそふさわしい、日本文化を世界に発信する展覧会です。皇室が守り伝えたかけがえのない日本の美、今後も受け継がれゆく悠久の美をご覧いただきます。(サイトから引用)
チケットブースでチケットを買うところから長蛇の列の東博。むむむ、張り紙に「40分待ち」の表示。一応友だちときたので相談して待つことにしました。一人だと待つのつらいですがこういう時相手がいるといいですね。
おしゃべりしながら・・・実際は1時間強待ちました・・・11月とは言え、もう清々しい晴れの日で、紫外線が暴力的。熱中症になる気温ではないモノの、肌が紫外線で荒れるので、途中で東博で貸し出している日傘をゲットしそれをさしながら待つ。もうみんな取り合いという感じです。係の人も必死に運んでいました、日傘・・・重要・・・命綱状態。
この列この後どんどん伸びていて、わたしがやっと館内に入れる時間になっても減ることはないまま、見事な行列でした。中ももちろんみっちり。キュレターがすごいのか、宣伝がすごいのか・・・よくもまあこんなに人が集まって。たぶん皆私と考えること同じなんでしょうね、奈良に行かなくてもいいならラッキーというやつ。
中はやはり長蛇の列。複製品と正倉院に保管されている本物の古い宝物、それと関連性のある東博(もしくは他の博物館)の所蔵品と並行して並んでいて、それを見分けるのがなかなか大変でした。それだけ、卯作りいレプリカたち。わたしは白瑠璃と琵琶が目当てだったのですがなかなか面白かったです。
※複製の琵琶(写真撮影が唯一可能な場所にあります)昔のものと同じ材質、同じと思われるやり方で作り直した複製品。
この番組内で使われている同じ映像が博物館で流されていて、琵琶の復元をする映像が面白くて見入ってしまいまいた。
NHKスペシャル「天皇が創った至宝~正倉院宝物が伝える“日本誕生”~」
2019年11月8日(金) 午後3時08分(49分)
※再放送されるようですよ。
再放送されているのでこのテレビ番組もみたいところ。
錠前がエビ型らしいです。とても厳重に封がしてあってそこも興味深かったです。封を開ける映像も公開されていました。こういう正倉院の管理と、歴史、1000年以上も守られ保管されケアをされて現存していて、受け継がれている系の宝としては世界最古だそう。そういうのも見方が変わりますね。正倉院に落ちているゴミでさえも、集めて研究しているとかすごいです。手作業で材質別にごみを分別している映像や塵芥の展示などもあります。
それにしてもこの展示、人の量が多いです。わたしが言ったのは水曜日、平日でこの日が後期の最初の日だったせいか、混み方が尋常じゃなかった気がします。年配の人がやはり多かったですね。
日傘、そして水分補給、小腹を満たす何かなどあったらよかったなと感じました。
他に、住友財団修復助成30年記念 特別企画「文化財よ、永遠に」とか、特別展「人、神、自然-ザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界-」も同じ共通券で見られるのでお昼ご飯も持参したほうがいいかもと思いました。わたしは来ていたワゴン車で買ったカレーをお昼に食べ英気を養ってから特別展「人、神、自然-ザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界-」を見ましたよー。こちらの展示もお勧め。