ふたつの山梨岡神社
7月27日(月)中野トナカイ
中野での鑑定は、この日が最後です。中野での鑑定ご希望の方はぜひ。
10:00~13:00 水晶リーディング練習会
14:00~18:00 通常鑑定
※内容はコチラをご参照ください。
夜の時間帯は、甘夏さんと岩田さんが担当しますので、三上は昼のみの営業になります。
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山梨にいる友だちにどこか神社に連れて行ってくださいと頼んだら、
県名の由来になった神社「山梨岡神社」に連れて行ってもらいました。
この日は一粒万倍の日で、お参りに行けるととてもうれしいというよこしまな理由。
お願いしたい願いはないのですけど。
最初は石森山の山梨岡神社
拝殿。閉まっている風。誰もいないし、祭り後だったので手入れもされていない感じ。
拝殿は赤い屋根であらら?という感じですが後ろの本殿は趣があります。
そして、横からとった本殿。春日井作り
サイトで調べてみると、どうやらこの上に奥社のような石組の史跡がまだあったらしい。
とてもじゃないですが、草がすごくて、登れそうもないし、虫よけが必要な感じ。
放置されている感満点ですが、文化財。
ここに来る前に、月見団子みたいな遺跡があって
あれ何?って地元っ子に聞いたら
「え、道祖神ですよ?」って
さも当たり前みたいな答えが返ってきた。
え、道祖神って長野あたりで有名な夫婦のあれ?
その後鎌倉時代ぐらいに地蔵にとってかわられたアレ?
と思いましたが、山梨は月見団子スタイルらしいです。
で、気になってぐぐってみたらこんなサイトありました⇒「丸石神」
で、ここの石森山、石森とはよく言ったもので丸い石がごろごろしている。
なんか、色が火山系の石に似ているなあと思っていて、火山弾かなと思いました。
わたしは火山弾を宮沢賢治コレクションで見ました。なんというかちょっとクルミを
アーモンドがたっぽくしたような形です。でも私が見たのは直径1.5m位で小さ目。
石森山の石たちはかるく2mは超える、いわゆる巨石。
でも火山弾にしてはなんかでかい。こんなの降ってきたら本当に怖いですし、
神様怒ってる!と思って神社立ててもおかしくないと思いました。
で、この丸石神のところでも、火山性の結晶ということで、川から流れてきたというよりは
山の噴火で飛んできたか(ひー)富士山の噴火は平安と江戸らしいし、ここの神社は700年後半くらいで
まあ時期的にあっているよなあと思いました。⇒「山梨岡神社(石森山)」
わたしがとってきた写真
ここは本当に面白い神社でした。蚊がいない時期に山登ってみたい感じ。
あと場が古い感じします。信仰が古いスタイルというか。
もう一軒の春日居町の鎮目というところの山梨岡神社」
後ろの山「御室山」がご本尊のようなつくり。
祭神として、
「大山祇神(おおやまつみのかみ)、高龗神(たかおかみのかみ)、別雷神(わけいかずちのかみ)」
の3柱を祀る神社だそうです。
この近くに笛吹川の兄弟川・平等川というのが走っていました。
ここは笛吹市ですから、笛吹川にとても近いです。支流がたくさんあるのでしょう。
稲作の民としては、川が氾濫すると困りますから
水の神=川、嵐の神=雷が祭られていますね。
至極シンプルで、理に適っています。そして土地の名前が鎮目。
荒魂を静まりたまえ、なんでしょうね。
いじわるされて雨が降らなくても困りますから、適度な通常運転を好みます
という感じがあふれていますね。
一粒万倍の日にお参りできるなんて幸せー。ラッキーです。
あと、あとから調べて、気になっているのキの神。
どっかにあったらしいですねえ、気が付きませんでした。
雷と水の神獣のようですね。中国の山海記に記されているとか。
(ちょっと当日暑すぎて、集中力がなく気が付かなかった、甲府盆地をなめてはいけません)
山梨郡の要石といわれる「郡石」
なみなみで面白い。石灰分でもあるんでしょうか。
こっちのほうが、とても手入れされていて、人の出入りしやすい場所でした。
池は連日の雨で濁りまくっていましたねーカエルとか亀、鯉などはたくさんいました。
パワースポットというものは多分なんですけど、
人の願いがない神社のところのほうが力の強弱で言うと強い気がします。
恐れているというか畏れというか。
なので、どちらかというと、
疫病平癒(雨が続きすぎると疫病流行りますから)よりは、
なんか石がたくさん降ってきて、こわー!!というほうが
畏敬の念がありそうな気もしますね、個人的に。
関係ないですが、平安時代って、富士山の噴火も気になりますが、
雨が降りすぎて天皇があちこちの水の神様に雨が止むように
尽力しているという記述がありますね。
この間の戸隠の資料館でも、戸隠の龍神様に天皇がいろいろ送っている
という記述がありました。
山梨も水の国ですし、竜王という土地もありますし、
水の神様はとても大事なんでしょうね。