神奈川県立歴史博物館 【石展】
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かながわの歴史を彩った石の文化「石展」
というのを見てきました。
行ったことのない、神奈川県立歴史博物館。
博物館好きとしては、行ってみたいところ。
用事があったのでついでに立ち寄ってみました。
どんな展示か知らないのですが、ツィッターで見かけて、
この辺で石の展示やっている・・・と思ってうろうろしていたところ、
ありました。
一緒にいる人が「あれじゃね?」と指差すほど、告知ばーん!
入り口にもばーん!
チケット大人一人900円!結構高い!
ドキドキしながら入ったら、
ちょっと展示は3部屋のみ。そしてなんつーか、石っころが並んでします。
石マニアというより、地質マニア垂涎モノという展示でした。
しかしながら、面白いです。神奈川県ではどんな石が取れるかみたいなことが中心。
主に、
鎌倉石:柔らかい、加工しやすい、摩耗しやすいが火に強いかまどに使われた
安山石:五輪塔、船のドック、いろんなところで石材として
の二つが見どころかな。
石マニアというより、地質、石材マニアでないと無理かもしれません。
わたしは結構石を使った文化みたいなのが好きでして、
デパートやあちこちの建物の石材をじろじろ見るのが好きですが、
それでもマニア度が全然足りないぜこれ!っていう展示です。
実生活の上でほおおお!と思うような地味だけど重要なトリビア的でした。
石が好きというふわふわ形の方にはお勧めできません。
石は本当に奥深い文化。磐座から、かまど、壁材・床材まで。
現代に至ってもまだまだ需要があります。人工物にはない魅力あり。
あとたぶんですが、横浜の歴史マニアか、岩マニアでない限り、
さっぱりわかりませんの展示なので、学芸員による展示解説を受けたほうがいいかもです。
そして、11時~、15時~の2回にボランティアの解説もあります。
わたしは結構面白かったのが石製の卒塔婆の「板碑」と、「五輪塔」
特に五輪塔はあちこちで見かけていましたがその意味を知りませんでした。
よくお墓に在る板状の何か書いてあるものが板碑(いたび)ですね。
ここに写真のっています。
良く見かけていましたが石碑だと思っていました。
そして、
この五輪塔、わたしが水晶読みで使っているとタットワと似ています。
平安時代ごろに五大思想を取り入れられて作ったとか。(と展示に書いてあった)
一説に五輪塔の形はインドが発祥といわれ、本来舎利(遺骨)を入れる容器として使われていたといわれるが、インドや中国、朝鮮に遺物は存在しない。日本では平安時代末期から供養塔、供養墓として多く見られるようになる。このため現在では経典の記述に基づき日本で考案されたものとの考えが有力である。
とウィキペディアには書いてありますね。
わたしの手書きですが、こんな形をしています。
なんか既視感あるなーと思ったら、
うち祖父の墓がこの形です。ちょっと珍しい形だと聞きました。
わたしのタットワの理解は以下のような感じ。
・ムラダーラ 要素は土 四角形です。
土の要素は黄色にたとえられます。
・スワジスターナは 要素は水
タットワでは三日月ですが、ここでは丸型ですね。色は銀色。
・マニプラは 要素は火
タットワでは三角形 色は赤
・アナハタは 要素は風
タットワでは丸で、ここでは半球型
水と風が形では入れ替わっています。
・ヴィシュダ 要素は空
タットワでは楕円、ここではマニ玉みたいな団形(宝珠形?)
楕円とは丸に新しい力が加わり、動きが出た形だから、
似ていると言えば似ているような・・・
経典によれば、五輪はそれぞれ色を持ち、地輪は黄、水輪は白、火輪は赤、風輪は黒、そして空輪は全ての色を含む(「一切色」「種種色」)とされ、木造五輪塔の中にはこうした着彩が施されたものがしばしば見られる(空輪は青に塗る)。
五行って、木火土金水だと思うのですが、
金が風で(ソードは刀だし?)、
木が空に対応するのかな?!
木(春)⇒火(夏)⇒空(秋)⇒水(冬)で
合間に土用が入るという理解をしています。
仏教に対応しているのか、これ。
(五行に対応している算命学は中国の儒教系ですからね、仏教とは違うのかも)
良くわかりませんが、
タットワだと火土水が生き物的物質的動きで
風が上とつなぐ混ぜる空間で、
空が上とつながっている箇所の一番下なのですが、
つまり、火地風水が空を生むって感じなんですよね。
それは“空輪は全ての色を含む(「一切色」「種種色」)”と似ています。
タットワの思想と、五輪塔の思想に似ているんじゃないでしょうか。
逆に五行の方がしっくりきませんね。
基本的にインド思想をゴールデンドーンの人が取り入れて
スクライイングしたと聞きかじっております。
謎すぎます。今までの知識に殴り込みかけてきます、笑。
ご存知の人は教えてください。
五大思想は基本的に仏教で、
五行はもしかしたらタオ(道教)寄りなのかもしれません(陰陽あるから)
と、とりあえず自分の中の仮説を形成しております。