ガネーシュ・ヒマール
わたしの持ち物の中の大好きな水晶の一つ。
(サイトの大きな写真の右上にありますね。)
ヒマラヤ山脈の中で、ガネーシュ・ヒマールとは、
ガネーシュの名前の付いた山で採れた水晶。
ちなみにガネーシュヒマールの名前がついた山は1つではありません。
確か7~8あったと思います。
そして、その地域は限られた民族しか入れないことになっています。
あの辺の登山に一緒に行ってくださる民族と同じだと思います。
普段からヒマラヤの山の中腹に住んでいて、鉱山にも慣れている民族。
一番有名なのがシェルパ族だと思いますが。
とにかく、政府に許可をもらっている人しか入れないのがヒマラヤ山脈の
ガネーシュヒマールという山のあるあたり。恐ろしく高額なのはそのためです。
対して、ヒマラヤ水晶と呼ばれるものですが、
ヒマラヤ山脈とはものすご広域だって知っていましたか?
「ブータン、中国、インド、ネパール、パキスタン」の5つの国にまたがっています。
つまりこの長ーい山脈のどこで取れても、ヒマラヤ水晶なわけです。
わたしのコレクションのうちこっちが
ガネーシュヒマール。私は貧乏性なので躊躇する値段でした。
これは、ガネーシュヒマールの本物を広めたいという人から買ったので
たぶん本物。現地に買い付けに行っているそうです。
だから、まあ、値段が高いですね。
特別な許可を持っている民族の人が籠を背負って山を登り
鉱物を採集して、山を下りるという方法で採掘されたもの。
そして、
すんごい似ていますが、これはインド産。
インドのデカン高原あたりで取れたものです。
都市名は調べるとわかるのですが(タグがあるので)
確か何とかバレーというところで、名前が神聖なるという意味で
おおおというノリで買いました。あ、それと見た目が好きと言うのが一番の理由です。
でもこれヒマラヤ産でも、ガネーシュヒマールでもないです。
こういうのってどうやって見分けるの?っていう時は、
まず、鉱物の記録カードをもらうのが確実。
パワーストーン屋さんとかはこういうの作れない人が多いかも。
エネルギーが高いとか、力が強いとかいうのが大事なのかもしれませんが
わたしは、鉱物の見た目や産地が大事なので重要視しません。
(というより、全くわからない。)
それと、本当に本気出して見分けるには、
機械にかけて成分表を見るしかないのです。
カードがない場合、見分ける手段がほとんどありません。
特殊なインクルージョンがない限り、(インクルージョンは周辺環境を表します。)
なかなか、見分けがつかないというもの。
なので、私はインクルージョン入りの水晶が好きです。
色んな鉱物が入っているって本当に楽しい。