『水晶のまち甲府展』
今日はいつもお世話になっているNPO法人山梨水晶会議さんの
総会で、甲府に行ってきました。(この間この鉱山見学させてくれた団体ですね。)
並行して「水晶のまち甲府展」を開催していまして、
イベント準備のお手伝いを兼ねて、6時に起きて7時に家を出て行ってまいりました
着いたら9時半。
立川から自由席で行くと特急料金は900円くらい。
私の住んでいるところだと新宿に出て乗るより
立川から乗ったほうが早い。
(しかし新宿から乗ったほうが楽)
walkable(徒歩圏内という勝手な造語)な距離の市役所。
駅から10分くらいでした。つーか、甲府暑い!帽子持ってきて正解。
一階の通路になっているところに展示スペースがあって、
そこにパネルを張り、職人さんや宝石屋さんの家宝を持ち寄り
大学の資料の水晶、機械などが展示されていました。
乙女鉱山やその周辺の鉱山や石英の調査の写真
こういうパネル展示、子育て支援の時にさんざんやりました、懐かしい!
目玉の研磨や穴あけ体験。
かなりのちびっこたちが夢中で体験していました。
面白いよねえこれ。どんどん光るし!はじっことかうまく当てられないと
うまく磨けないし、ゴリゴリ押していると石が減ってしまいますし。
職人の山中さんは本当に神業です。
宝飾屋さんのお宝、家宝です、
本当石材が高くてハンコにするのが怖すぎる逸品たち。
水晶の櫛とか髪の毛とかしてみたい、折れたら怖いのでできないけど。
個人所有で非売品!マニアには垂涎モノの
ダブル双晶です。ハートが2重。こんなの見たことない。
大学のすごい大きな水晶とか
山梨大学で作られた大きな合成水晶とかも展示されましたが
写真失念~。
市役所の中に例の人の背丈ほどもあるスモーキークォーツがあります。
ブラジル産だけど、確か世界一だった気が。
イベントとは別で常に市役所にあります、これ。
なかなか面白いイベントで
楽しかったです。
手伝いながらいろいろをじろじろ見て
お話をたくさん聞けて、充実でした。
基本的に乙女鉱山を文化資料として保存し水晶の県、
山梨として産業をブランド化するのが目的。
水晶の研磨技術も日本一ですし、その技術が絶えないように
後世に伝えるなどの活動もされています。
あと、山梨の水晶を県内外で紹介したり、
皆さんに知ってもらえるように活動している感じでしょうかね。
地元の甲府にて、地元の人に再認識してもらう
文化財の重要さをわかってもらうというのが狙いみたいです。
こういうのは参加していて楽しいです。
山梨県は大きなくくりで本当に石に親しんでいる地域。
巨石がたくさんあるし、丸石信仰もある。
道祖神と呼ばれている丸い石があちこちにつんであったりします。
そして、ペグマタイト帯と呼ばれる地層が広域にある地域でもあります。
かつ火山である富士山が長い歴史で噴火したり
地殻変動したりした結果だと私は思っています。
そういった研究をしている先生や
水晶の考古学(水晶の加工文化は縄文からですから)の先生も。
そして、山梨大学は合成水晶の研究でも有名ですし。
わたしは祖母が山梨県出身というくらいであまり接点はないですが、
交通の便利さから、割と遊びに行くことが多いので親しみを感じてはいます。
それでまあ正会員です。どなたでもウェルカムな団体です。
わたし水晶研磨関係ないし乙女鉱山も身近ではないけど会員だしね、笑