Dr. Dee、ジョン・ディーさん
2016年06月12日|Impression, やまねこクロニクル|
★6月13日月曜日 11時~21時までウラナイトナカイです。
11:00~21:00 通常鑑定です。
※6月の予定UPしました。
※6月の水晶リーディング練習会、モニター募集中です⇒★
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紙が嫌いなので雑誌ってほとんど読まないのですが、
Dマガジンの女性誌は結構好きです。
時々見れるクレアのトラベラーはかなり好き。
夏号がロンドンー!!うわー行きたい熱UP
水晶読み、クリスタルゲイジングをするはしくれとしては
大英博物館にある、Dr Dee’s crystal ballは見てみたいもの。
5.2㎝の直径。Rock crystalって水晶って意味ですが
なんかちょっとスモーキーっぽくも見える。どこ産の水晶なのだろう。
まず、ジョン・ディーさんがドクターとついているところに驚き。
何かで、ジョン・ディーはクィーンの諜報員で
007のモデルになった人とか?!
他の持ち物も併せて拝見。
そのほかにジョンディーさん関連のものは
・magical disc
金製の魔法のディスク。
丸いこういう形態のものはたいていディスクって言いますよね。
円盤型?四角いとタブレットというような気がします。
Edward Kelly’s visionが彫り込まれていると描いてありますね。
だれ、エドワードケリーって思いますが別名 Edward Talbotでもある。
ルネッサンス期の英国のオカルティストであり、錬金術師で
スピリット・ミディアム(霊媒師?)でジョンディーさんの同僚らしいです。
エリザベス女王のために活躍した人でしょうかね。
とにかくそのケリーさんのヴィジョンが刻まれているそうです。
4分割しているタワーが真ん中で内接していて(真ん中の模様が塔の先端みたいですね)
1つ穴が空いているもの。
どのようにマジカルなんでしょうか・・・想像もつかない(不勉強なので)
・Dr Dee’s Magical Mirror / Dr Dee’s Magical Speculum
材料はwood; obsidian; leather (木、黒曜石、皮)
黒曜石でできた鏡で、ケースは木と皮製。サミュエル・バトラーの詩を引用した、
ホレス・ウォルポールの手書きの字が彫り込まれた革細工が貼り付けられた木箱入り。
メキシコ製!高さ22cm、直径18.4cm
面白かったのが、材料にwaxつまり蝋製のものが結構あること。
やはり何かが掘られていてるものもありました。
何か意味あるのかな~。不勉強すぎて謎です。
shew stoneか masical mirrorでコンサルティングしていたようですね。
フムフム。アルクにはワードが載っていなかったですけど。
shew stoneをググったら、crystal ballが出てきて、
shew stoneはグーグル翻訳で供え石と出ていました。
shew 「shew」は動詞「show」の過去形だそうで古風な綴りだそうです。
見せる石ってことでしょうかね。まあ水晶玉のことなんでしょう。
seer stoneとも書かれていて
seer は見る人、予言者、占い師。
まあ未来や前兆が見える、見せてくれる石って感じでしょかね。
ついでにクリスタルボールのことを調べたら、
「初期のクリスタルボールが使用は、
ケルトのドルイドがベリル製のボールを使って、
未来や前兆を読んでいたのが始まりではないかとされている」
みたいな文章が出てきて、「おおお!そうなんだ!」と感心しています。
あと、スコットランドの王杓には水晶玉が付いていて、
でもその水晶玉、異教徒であるドルイドの僧が持っていたものだったとか!
超見てみたいです。
おまけのおまけで、
The largest flawless quartz sphereつまり、
傷のない一番大きな水晶玉は、ワシントンにある
the National Museum of Natural History
国立自然史博物館(スミソニアン)にあるようです。
そういえば、Peter Ackroydさんという人が1993年に書いた
The House of Dr Deeという小説を書いたそうで。
あと、ジョンディーさんの展示がロンドンで今行われています。
Scholar, courtier, magician: the lost library of John Dee
今年の1月18日~7月29日まで
Mathematician, magician, astronomer, astrologer, imperialist, alchemist and spy, John Dee (1527–1609) continues to fascinate and inspire centuries after he entered the court of Elizabeth I.
数学者、魔術師、天文学者、占星術師、皇帝(女王)支持者、錬金術師、そしてスパイのジョン・ディーとかいてあり、エリザベス1世女王に仕えた人みたいなこと書いてありますね。
面白いです。the ‘conjuror’s mind’ってなんだろう・・・
上で言及しているジョンディーさんの関連の物は大英博物館はなくて、
今は、上記の展示にあるようですよ。
ああ、この展示に行けなくて残念すぎる!!