戸隠、その2 (宝光社)
★みかみの次回の鑑定は・・・
・5月11日(月曜日)の中野トナカイ
12時~18時半です。
※10時~12時、18:30~20:30はご予約いただければおります。
※鑑定の案内等は上のバーに表示されておりますがこちらをご覧くださいね!
※この日18時半以降の中野トナカイは岩田麻里さんです。
※岩田さんにミサンガつくってもらいました⇒「引きこもり解消ミサンガ」
※5月のスケジュールはこちら⇒★
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旅行へ行っておりました
ただの旅行記なので、暇つぶしにどうぞ。
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前日に、
「宿の人に明日の6時半から宝光社の式年大祭の行事に出られますか?」
と聞かれて、
「ふぁ?そんなのあるの?」と心の中で思ったのですが
「起きられたら行こうと思っています」と反射的に答えていました。(朝は苦手)
で、何とか起きれたので、6時半ぐらいに宝光社へ。
来てよかったーと思いました。
朝、6:40くらい。なんかすがすがしいので気分がよい感じ。
行ったら、参加型の儀式で、出遅れ、外で見学。
この日は「献茶式」でした。
無料だったのですが、正座しているのを見て、参加しなくてよかったーと思いました。
儀式が終わったら他の人が社殿の中を見学しているので便乗して中を覗き込んでいました。
儀式に使う道具とか本当に素敵。
中に十二支が彫ってあるのが珍しいです。
あと、鏡モチみたいなマーク。なんだろう。
一緒にいる人に何だあれと聞かれましたが、本当、なんでしょう。
(あとから資料館の人に聞きましたがわからず、笑。)
この宝光社は「天表春命(あめのうわはるのみこと)」がご祭神。
この神様、中社のご祭神「天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)」の息子さん。
今回の大祭はこの「天表春命(あめのうわはるのみこと)」が
「天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)」がご対面する儀式。
6年ごとに開催されるようです。今年は善光寺とタイミングを合わせたようで。
実は戸隠神社、昔は顕光寺という寺で、
昔々にある高名な僧が投げた独鈷が
戸隠山に刺さり、そこで光を放ったということから、顕光寺。
ここに九頭竜様がいて、大変霊験あらたかな土地なので開山したといういわれがあり、
そのご縁で、善光寺とも交流があるらしいです。修験の山です。
そして、九頭竜様は水の神様で、平安時代には天候の相談で
こちらに天皇がわざわざお願いしたそうです。
で、龍は昔からどちらかというと仏教系と言われ。
明治に、寺にするか神社にするかで迫られて
戸隠神社としたみたいです。それまでは神宮寺っぽい感じで区別はなく。
面白かったのが地主神は「竜神様」で
派遣されてお越しいただいたのが「天手力雄の命」とか
「天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)」らしいのです。
そして、神様は地上でその力を発揮しますが、神様もいずれ、天寿を全うされ、
仏様の世界であるあの世に行くので、九頭竜様の横に仏様を祭るというのは
とても自然なことなのだそうです。(わたしにはその考え方斬新!)
確かに龍が人間より高位な生き物としてるなら、
生物として生きていて万物の力を持った存在なら、
その生命は有限となるというのはわかりますね。
その辺の変化は寺と神社の混合が神社に統一された時に(明治時代)
没収された仏像が何体かかえって来て、今回
今回、この宝光社には昔お寺だった名残のその仏像がたくさん展示に出されています。
それと一緒に、ある護符が復活しているわけです。(今年が初めて!)
そして、今だけそのとても珍しいご朱印がもらえます(1000円)
蛇文字のご朱印で、そのあとにおでこに二つ印紋をもらえるそうで。
(熊野神社はカラス文字ですがそういう感じで蛇文字。)
もらえるのはこの宝光社のみ。
どうやら、特別な紙(護符みたいな?)をおでこに乗せ、印紋を紙越しに
おでこに二つ押してもらうということを今だけやっているそうです。
説明を聞いたのですが、ちょっとあやふやです(理解できなかったので)
期間は4月26日~5月26日。
ここ宝光社から、火ノ御子社経由で中社まで「神道」というのがあり、
ちょっとしたハイキングコース風なんですけど、
ここは清々しい道だったのですが、時間がなく、ちょっと見ただけであまり歩けませんでした。
残念ー。
宿坊 「諏訪」はその後、朝ご飯~♪
古代米ベースのご飯。お味噌汁は具だくさんで素敵。
信州みそ、おいしいー。