【甲斐の国】山梨県・黒平『黒戸奈神社』
最近、NPOの理事になったので山梨に行くことが増えているのですが先日打ち合わせをしにまた特急あずさにて甲府へ。せっかくだからと、神社に連れて行ってもらいました。
黒平(たぶんくろべらと読む)という水晶の鉱脈のある地域の「黒戸奈神社」。結構山奥なので連れて行ってもらえてラッキーです。
甲府から車で1時間弱くらい走ったイメージ・・・結構遠くて驚きました。
風格のあるたたずまい!! こんな山奥に立派な神社があるとは。
金櫻神社の黒戸奈神社
車から降りたらパラパラと大粒な雨が。本降りにはなりませんでしたが神社に訪問した時の雨は吉兆なので歓迎されていると思うことにします。
“海抜1000-1200メートルの高冷地。笛吹川の支流・荒川上流の御岳昇仙峡と金峰山のほぼ中間地点(中略)
金櫻神社から北に直線距離では4キロほど。古くは金櫻神社の神領で、当社も金櫻神社末社百二十社の一社だったという。(中略)御祭神は、大山祇之命。近世には黒戸明神とも呼ばれた。”だそうです(このサイト参照)。
あちこちに丁寧に施されています。こういう山奥というのは過疎化に伴い伝統が失われやすいのですがわりと丁寧に扱われている雰囲気ありました。村落そばの村社でもあるのでお参りされているような気配もあります。
わたし的に萌えポイントはご案内いただいたNPOの会長に教えてもらったコンクリで固められた水晶入りのこの元手水社らしきもの。白い部分は水晶です。結構大きい塊がぶち込まれて演出にされています。
分かりにくいですが、パイプのすぐ下あたりとか横にもありますね。
黒平のこの辺は水晶の鉱脈もありますので。
灯篭の形も変わっている。
神社すぐ横に大きな平らな石がありました。まるで磐座のよう。
とても有名な能もあるようですね。三能?結婚式に使うようなめでたいづくしの祝詞だそうです。
本当に遠くてここに立ち寄るだけのために来るのは大変ですが、なかなかいい感じのところでした。一人できたら多分怖いと思います。シーンと静かで山の雰囲気にのまれそう。それくらい山の中です。最近は町の神社ばかり見ていたので久々に素敵な神社を拝見しました。お参りできてよかったです。水晶読みとしては水晶の山を守っている神様は大事です。ご挨拶できて幸せ。
お近くに来る機会が(水晶の盗掘以外で)ある方は是非お立ち寄ってみてください。
おまけ。
わたしが個人的に興味がある丸石信仰。
こういうのが庭とか、道祖神とか、小さい社とかに置いてあります。自然に丸くなった石に力を見出しているのでしょうか。パリヨンみたいだなー
たくさん見かけたけど写真を撮ったのは3つ。