水星逆行からぼたもち:シュタイナーの言葉
梅雨が明けたと聞いた割には、東京、天気が不安定です。おちおち洗濯物も干せません。
非常事態宣言ということで家にこもりきりですが、ズーム鑑定はしております。結構暇なのでお気軽にお申し付けください。
※先月6月の水星逆行中の体験
先日、パソコンを変えて設定がいろいろ変わり、四苦八苦しています。一番はオフィスが入ってなくて参っていること。オフィス入りってことで買ったのに、なんというか簡易版だったのです。前のパソコン使えばいいのですがそれも結構なえます。
そんなこんなで、あちこち書類を見たり確認していたら、昔の写真を発掘しました。これは私が占い師になりたてで2011年くらいにシュタイナーを学びたいとあちこち探して受けた講座で「静寂」(ロバート・サッデーロ著)の翻訳者の岡田先生に教わってました。
とてもいい言葉なので再掲しておきます。
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シュタイナーやらの思想は18世紀のロマン主義あたりの影響を受けているような考え方で、事態的には科学が台頭しはじめ「目に見えないもの」を否定する考え方が主流になっていく時代に出てきた思想ですね。基本的に心を否定し、利益(目に見える形での)を優先するのですがその反動かキリスト教という考え方にとらわれない自由な目に見えない何かに関する発想が出てきているような気がしています。
その辺の話はコリン・ウィルソンのオカルトとかをお勧めします。エリアーデとかもいいかも。
現代は資本主義が主流で「お金を儲ける」=自分の安全を確保し、目的を達成しやすくなる=幸せという考え方が主流になっている気がしますが、そういう中で心が擦り切れてガサガサになっている人も良く見返るようになった気がします。なんというか、現実に逃げ場やゆるみ、あわいがないというのでしょうか。すべてデータで把握され、科学の定義に押し込められている。ふわっとしているところがないように見えます。
でも、現実に見えている範囲というのが大事ではないというのが人間だと思うのです。人間の才能「予測」は妄想や想定を生みます。その仮定であるゆらぎが人を不安にするように思えますね。うお座の範囲な気がします。そこには絶望と希望という両極端があり、海王星がうお座を回っている現代、着目すべきことな気がします。
ちなみに、シュタイナーはうお座で海王星と水星がうお座で合だったと思います。シュタイナーはまず、資本論のマルクスを学んでから、神智学(アカシックレコードとかそういうやつ)に傾倒しのちに人智学というシュタイナー思想を作りました。
半分はやりすぎですが、ちょっと余裕という余白や無駄を人生に持っておいたほうが生きやすい気がしますね。
そういう時はやはり勉強、スコラ(暇)でしょうかね??知らないことを知れる喜びと変換していくのがいいなと私は思っています。