お金はメリとハリで乗り切る、石と古代オリエント博物館
10月22日(日)は灯台屋さんでの「おみせばん」の日です。予約はこちらからどうぞ。
占いのスケジュールはこちらをご覧ください。
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10月20日は石のフェア「Image2023」で、そのための予算をコツコツ集めていました。
台湾で散財してしまったので笑
50年生きてきて思うのはわたしわりと倹約家です。表面的に派手に使っているように見えて、メリハリを心がけています。エコロジーもありますが、家具とか服とかはできるだけ中古品を選びます。流行は興味ないし、安く済ませたいからですね。あと、4ハウスいっぱいの割に、新築の新しい家を所有せず古い家の賃貸でいいし、格安スーパー行って自炊したり、DIYで工夫したりします。
4ハウス月が居場所保護に全振りするからでしょうか。最低限の居場所確保(乙女月の必要最低限)、天秤のお歴々が家をhub(ハブ空港のハブですね)にあちこちでかけるというシステムじゃないかなと思っています。
効いてくるのと、土星がブレーキをかけるから。貯めて余裕が出るとパァーっと使ってしまうことが多いですが、きちんと安全確認するのですよね、どこまで使っていい環境なのかと。
財布のひもが緩むのはたぶん旅行だけですね。牡牛火星とサソリ金星もいい仕事していると思います。あと月が土サインというのも、関係あるかと思います。お金の流れを体感しやすいのかも?
準備とか備えを表す乙女サインは割と貯金得意な気がしますね。だメンズに貢がなければそれなりに貯められそうな気がします。あ、月乙女でも、わたし、あまり貢がないタイプです。お金かけずに時間を割いて尽くしちゃう傾向はありますが飽きやすいし、それより自身に貢ぐ割合のが圧倒的に多いですね。
強欲w
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ということで、予算の入ったお財布を握りしめ新宿の三角広場にへ!
今回は運よく招待券をいただきました!
旅の次に財布のひもが緩みやすいのが「石」今回は旅行を控えているので(蚤の市に行く予算キープしたい)予算を決めて参戦。
今回は予算が少ないというのに予算をだいぶ削った「指輪」
ミャンマーヒスイでできたカービング(彫入り)の指輪です(手が汚くてすいません)。彫が「太陽と雲」がモチーフだそうです。
たくさん売っていましたが彫が入ったのは本当にちょっとだけで(ぱっと見すぐ見つからなかった)、色もアップルグリーンのもの。染めたようには見えなかったのですが(染だと均一になる)、私の少ない予算内で買えるのですから、偽物だったとしても破格だったと思います。好みすぎて小躍りしました。
台湾でヒスイ製のブレスレットとか見ましたが高くて手が出せなかったから、よけいうれしい。
イギリスの憧れのカリー先生がヒスイの指輪してたんですよ、こういう感じの。その先生は易とかにも興味あって東洋の文化に興味があり、ヒスイの指輪をとても気に入っていました。あまりわたしが眺めていたので、「これは母の形見だからあげられないよ」といわれる始末(当たり前です笑)。
ああいうの欲しいなあと思った気持ちがだいぶあって、ヒスイの指輪を作ったりしていました。
これも結構お気に入り。それでもなぜか牡牛心に突き刺さったままで、まだ引きずっていたのですがこの指輪買ってだいぶ昇華した気がします。
(イギリスのブログ、アマゾンの商品をリンクするシステムがもうサー終してて見苦しい見た目になってましたすいません)
こういうヒスイのしつこい思いも、予算が自分の払えない範囲だと、スンってテンション下がるから不思議です。本気の沼住人だとボーナスとか突っ込んだり、食費少なくして、石につぎ込んでコレクションをそろえたりしますから、わたしなんて本当に「隣町に沼あるらしいよ」ぐらいの深さ・距離感で石と付き合ってる半端ものです。
ま、人それぞれの距離感でいいと思いますね!ディープな方がいるから業界が潤うわけですし。
あと、不必要な買い物その2「チベット産のモリオン」
チベットのモリオンってなんか萌えるので買いました。鉛筆くらいの太さの細いレーザータイプのクラスター?です(2本くっついているタイプ)これモリオンというには光が透過するし、白い付着物的砂っぽいのがところどころシミみたいになっていて、見た目はきれいではないのですが、なんかいい感じだったのです。
あんまりスピ系の人が信仰しているみたいなパワーある石とかはわからんのですが、主観でよいと思ったものを買うのは石の作法的にはありだと思います。わかる必要ないので。
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翌日はズーム講座で受けようと思っていた講座がなぜか対面受講で申し込みしてしまっていたらしく、慌てて現地にいって「古代オリエント博物館」講座を受けてきました。
金曜日石のフェアで、日曜日が仕事というときは中1日あけるのが、私の体力を反映したスケジューリングですが講座を間違えて申し込んでしまったので仕方ないです。
しかし行ってみたら、楽しいものが入荷されていました!うわ、5個ぐらい作りたい。
オリエントの神様とかシンボルのハンコが作れる機械が入っていました!!かなり簡単に作れてデザインが自由自在。
なに、これ、すばら!!!
小学生とかに交じって本気で作ってきました笑
大人なので活用できるように工夫したつくり。
このThank youという文字が入った牛のモチーフが私のハンコです。紀元前3000年前の陶器の動物をモデルにしています。このモデルになっている牛、古代オリエント博物館の収蔵物なので運がいいと見れると思います。
私は名前が「牧」なので牛に親近感・・・丑年だし、牽牛星だし、牡牛火星だしね!あと天秤太陽なので金星が支配星なのですが、金星といえばイシュタル、イシュタルの使い魔(?)が牛ですしね。Fateでもイシュタルさん牛に乗ってましたよね。
そんな牛まみれのわたしが、牛推さずして、何を推す!
図録も買ってしまった(節約どこ行った)
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おまもりとかはほんと萌えポイントなので、博物館とかで昔の人の護符の文様やモチーフを見て回るのが趣味なくらい。生活に即した不思議グッズの民間信仰みたいなのが大好物なのですよねえ。⇒アッシュモリアン博物館とか萌えの宝庫、Pitt Rivers Museumとか世界中のお守りグッズを集めた人がいて(同志)たくさん展示されています。
ピットリバーズミュージアム↑ 懐かしーここはアフリカの呪術の呪物とかもありました。
アッシュモリアンの展示↑
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基本的にメソポタミア近辺は初期は動植物モチーフが多いらしいです。
例えばカエル。たくさん卵を産んで一気にオタマジャクシになることから、豊穣のシンボルとしてとらえられているとか。ブドウなんかも1房にたくさんなっているので同じ理屈ですね。お乳が出るように願う人は乳白色の石を選ぶとか、そういうイメージがお守りを作っているらしいです。
お守りの素材として、一番人気は「ラピスラズリ」!バクトリア(アフガニスタン)のあたりまでいかないと取れない(いまだに取れない)レアストーンは古代で大人気でした。
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今回、学んだ言葉は「スカラボイド」。
スカラベは丸い糞を転がしている所から、地平線に太陽を押し上げる神の使いみたいな象徴としてとらえられていたみたいですが、そのスカラベと地平線の神様ホルスと合体した頭がハヤブサ体がスカラベみたいな遺物があります。そういうスカラベと合体したキメラみたいなものをスカラボイドというらしいです。あとスカラベのような楕円形をした石もスカラボイド。
スカラベの装飾品と同じようなスタイル(楕円?)で作るとスカラベもどき、スカラボイドなのかもしれませんね。じゃあ、楕円形のカボションにしたラピスラズリは立派なスカラボイドか?!と授業中に思いました(ただの妄想です)
コインのほうも興味深くて面白かったですが、政治背景は人物の固有名詞がなじみのない音で難しくあんまり理解できませんでした。図録にものっていないものでしたが、
要は【コインとは時の権力者のお墨付きハンコを押された丸い金属】ってことだけはわかりました。彫刻技術が発展する要因でもあったわけですね。
これはアッシュモリアンのコインたち。たしか、拝火教のマーク入りだったと思います。うろ覚え・・・
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お守りとコインの展示は11月までですよー
帰りがけに展示をまた見てしまった。ここはテーマごとに展示が変わるのでなんかいいっても楽しい。
前回の埴輪みたいなのを作った講座もたのしかったなあ(リンク先はNoteに書いた記事)。