冬眠したい
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冬至が過ぎ、ユールが過ぎてケルトの暦で行くと
2月2日までお休みというのが習わし。
日本の昔もきっとそうだったのだろうなあと想像します。
最近は文明が発達して、冬でも仕事がある。
そしてどこでも仕事がある、これがやれるならやらせよう的に
なり、人は休むチャンスを失い疲弊していくのかなあと。
若い頃は、バイトに勤しむべき時（稼ぎ時）
就職してからは長期に休みとれる（旅行行くとき）
帰省とかする場所もない関東から出たことない私は、
故郷という概念がないかも（加えて蟹土星、笑）
なので、せかせかと動き回ってしまいますが、近年はどちらかというと、
冬眠傾向。冬季うつってやつになりがちです。
冬眠していた頃の名残だそうです。
なのでケルト文化万歳、年末年始は少しお休みします。
ケルトの暦によると、
ハロウィーンで黄泉のの釜が開き、
冬至までは死者の季節になります。
しつこいようですけど、ウィッチャー3に出てくる
ワイルドハントは北欧、アイルランドあたりの神話に出てきます。
【猟師たちは死者あるいは妖精（民話の中で、死と関連する妖精）であり、
猟師の頭領は亡霊、多神教の神、あるいは精霊（男女を問わない）、
または歴史上や伝説上の人物であると言われる。
例を挙げれば、東ゴート王テオドリック、デンマーク王ヴァルデマー4世、
ウェールズで霊魂を冥界に導くとされるグウィン・アプ・ニーズ、
または北欧神話の神オーディン、またアーサー王のこともある】
ハロウィーンが終わって、
冬至までの季節というのは
収穫が終わりそれの貯蔵と
そのあとの狩りの時期（射手の季節）なんだなと
占星術ともつながりを感じます。
射手は森という自然の中に入り、命をいただく古からのやり方であり、
古い神々とのつながりがあるような呪術師的な行為に近いのかもしれません。
射手サインを考えるときに、
・日常的ではない（森はサバイバル、何が起こるかわからない）
・戦闘的な技能を必要とする（強いものが生き残る競争のようなもの）
・運次第である（神々の領域、出られなくなったり迷ったりする）
・死の可能性が森は畑より高い（死者の領域）
というイメージが狩りと一致するなあと。
狩りの季節と射手サインの時期、そして狩りと射手のシンボルの一致も
偶然じゃないのかもしれないなと思いました。
肉というごちそうを取ってくる英雄だったのかも、ハンター。
より高みに（強いものが勝者）と宗教信仰心みたいなものは
ここに繋がっているのかもなあとちょっと思いました。
＊
夜がどんどん短くなっていくハロウィーンから、冬至は
フィンランドでは死の月とよばれているというのを
チョイ住みin フィンランドで聞いて、北欧とアイルランドケルトは
文化が近いなあと思います。ちょっと違うでも結構似てる。
それは韓国と日本の食文化が違うように見えて、似ているのと同じかもなと思いました。
冬至に入って、ユールが終わると人は家に籠り
雪に閉ざされる。ここでどれだけ肉を追加できたかで
生き延びられる確率が上がるわけです。
ルールに従って生きないといけない食料が減る季節。
律しなくてはならない、山羊（土星ルーラー）水瓶（土星ルーラー）
冬が厳しくなる水瓶の均等割り感もなんかちょっと意味ありげです。
冬もだいぶ進みたくわえに失敗し食料がない人にも分け与えたらいい季節。
そして魚サインにつながって行くというのは、面白いです。
あとキリスト教となってからはキャンドルマス（聖燭祭）となりましたが
ヨーロッパに古くからあった立春の祭と習合した風習（2月2日）、インボルク。
日本にもある立春と同時期でこういうのは面白い合致ですよね。
何というか、春はもうちょっとだがんばろーみたいな自然に沿った暦いいですね。
水瓶サインが強い人は時々、
栄養さえ取れれば食事に興味ないという方がいるのですが
これは、食料に乏しく選べない時期だからかなと妄想します。
うお座の時期だと、もう貯蔵賞味期限ぎりぎりで
腐ってるかもしれないし、腐ってないかもしれない（海王星）
運次第だね（木星）かなあとか、暦と季節感を見てサインを考えると楽しいですね。
