占星術の歴史の講座終了、ありがとうございました!
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久々のブログです。
昨日、この夏至+新月+日蝕+水星逆行で一部占星術師の人が「今日は出掛けるな!」みたいな発言を見かけたのですがわたしは初のフォルチュナムーンさん主催で講座を行う予定で出かけないわけにいかないという状態でした。
3月の講座予定がコロナで自粛ムードが高まり、リスケの上での講座でしたから・・・ドキドキしました。もちろんテンプレのようにトラブルありまくりました、笑。無事終了して安心したこの気持ち、昨夜はもうアドレナリンが上がりまくってなかなか寝付けませんでした。
6月21日開催!【Fortuna Moon・神秘の大学院】占星術入門講座 『占星術の歴史の流れと自分の出生図に親しもう』
この講座は3月に新型コロナのために延期した講座です。そちらにお申し込み済の方は、主催者までご連絡ください。https://t.co/FtPRpVMdjx— ヘイズ中村 (@HeithNakamura) June 19, 2020
ブログ自体、久々すぎて、あー前どんなこと書いていたかなと戸惑いつつ、昨日の講座を無事終えた安堵で何か書いておきたいなと昨日の夜思いました。一晩寝て、正気になってからはだいぶ書きたいことが霧散してしまったんですけど、笑。
まずフォルチュナムーンのヘイズ中村先生には大変お世話になりました。最初に「マニアックな内容を!」と言われて(え、まじで?マニアックな内容でいいの?喜んで―!!)と思いました。フォルチュナムーンさんの周辺の方はこの占いの館の現場ではあまり役に立たないだろう内容にお申込みいただき、感涙です。予想以上にたくさんの方にお申込みいただきました。スタッフの皆さんのご尽力あってこそでした。
講座の感想は・・・
一番に
「マスクで長時間声を張ってしゃべるのつらい!」
ってことでしょうか。
誰も悪くないのですが(あえて言うなら星回り?)
「まき、よく試練を乗り越えた」とRPGならセリフが出そうです。
まあ、初めてのことだったので想像ができなかったのです。実はうちのわかものが学校で先生が「気が遠くなるのでマスク外してウェブ授業します」と外していたという話を聞いていたのです。そうだよね、暑いよね、マスク!と思いつつも、鑑定で2時間くらい話していても平気だったからというので気が緩んでいました。
当日講座は8人くらいの参加者でこのコロナ禍でお申込みいただけてうれしい(値段も全然安くなかったし)のですが、人が多い、エアコンが1つ壊れてる(しかも私の近くのモノ)、プロジェクターで暑い、気温が暑いで酸欠になりました・・・倒れなくてよかった。
スタッフの皆様、お世話になりました。またご縁があることを願います♪
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物理的な体感は上記のような感じでしたが、講座をやった後の感想を言わせてもらうとすると、
大げさになるかもしれないんだけどメソポタミアへの敬意を示せる講座はわたしの目標だったので今回の講座、新月がアセン上で夏至で日食で(アセンにドラゴンテイルがある)ひらけてよかったなと講座後正気になってから思いました。今までの勉強が報われたという感動が広がりテンションがおかしい、笑
— みかみ まき (@lynxhare) June 21, 2020
これに尽きます。わたしの純粋な好奇心の粋を表現すると、原点にたどり着きたいという気持ちです。占星術の原点てなんだろうというのにたどり着くのにたぶん10年はかかったんじゃないかなと思いますね。仕事として占星術を12年やってて、占星術ではない周辺情報を学びまくったその輪郭をとらえた気持ちになりました。まだ粗削りだなあと思いますが、何か月も資料を読み比べ考えたので大筋をとらえたかな。
こういう講座は、「すぐ鑑定で使えるすご技!」ではないんですが象徴を扱う占星術にとってその根っこはどこか理解するのは表現の幅を広げ方向を間違えないように思考を積み上げていくのに重要だと思います。理解できていない数式で受験はパスで来ても、その先の新しい領域に理解を広げようとするとき、つまづくと思うのです。
それに、わたしは蟹座アセン、入り口が狭い。出どころのわからないモノをもぐもぐごっくんできません、笑。消化するには取り込まないとだめなんですよね。信頼した先生の言葉は受け止めるものの、鵜呑みにはせず、どこから引っ張ってきたアイディアだろうと元を調べます(ヒドイ)。
さらに、一人の先生の教えを妄信するということができない(これたぶんアセンに150度の水瓶木星かも)そうやって遅々として進めながら(日本語の資料は足りない、そして英語でも占星術の資料だけじゃ足りない!)
神話、思想、哲学、宗教、世界史、人類学も一緒に鍋に放り込み(全部楽しい)、本を集めて読むというのを繰り返し、知識を得ては、理解し、知識をまた得て、理解しを繰り返してやっと納得できるようになったところで、出会ったのがこの本。
ヘレニズムのアストロジーの本「ヘレニスティックアストロジー」
この本がわたしの意識にブレイクスルーを起こしています。これを読んで「ああ、わたしは占星術からキリスト教の概念を取り除いたものを見て見たかったんだ」と気が付き、目からうろこがボロボロ落ちました。(取り除いて考えるというのは、どこがキリスト教由来か、キリスト教とは何かを理解するのが必要なのでまた森に潜るのですけど)このクリス・ブレナンさんはポッドキャストもやっていて、それもめっちゃ勉強になるのでお勧めです。
今回の講座にエンライトメントを与えてくれた本です。わたしの中の世界地図でマケドニアからバクトリアまでアレキサンドロスが走って行ったよ・・・(気持ちはウェイバー・ベルベット、妄想)
メソポタミアに敬意を示し、そこから占星術を考え歴史を辿ろうという講座ができて、今までの気持ちの集大成だなと思いました。昨日は本当に幸せな気持ちだったー。
これはいろいろいただいた中のとても大切な一冊。まつい先生からいただいた本です。わたしの原点。
頂いた本を役立てることができました、ありがとうございますと報告したかったなと思いました。
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追記:
講座をやった日の夜、アドレナリンを上げて行かないと講座ではしゃべれないので機関車のように石炭くべてしゃべっていたら、興奮冷め止まず、風呂出た後にふっと
「あ、わたし、キリスト教の意識支配を抜けたくてメソポタミアの神話に親和性のある日本を選んで生まれて来たんだ。日本って馴染めないし、あまり好きではないし、西洋の方が懐かしく感じるのにと思っていたけど、違うあそこから抜けてまっさらな気持ちで考えたかったんだ」
と妙に納得しました。
出どころはわかりません。そういうことを言いたいお年頃です。あとアドレナリンが上がりすぎてテンションがおかしかったです。