占星術で子育ての悩みを聞く
今日は、月1の「よんこま」さんに伺う日でした。
(次は3月31日の火曜日に伺います。2月はお休みだったので2回!)
お越しいただきました皆様ありがとうございます。
30分だと本当にさわりの部分だけになりますけど・・・
何かのヒントになれば幸いです。
11時~15時の間に8人見るのでぶっ通しで鑑定しますが、
毎回勉強になります。
わたしからすると、
「子どもと生きること」というオプショナル的人生のイベント
という感じです。
人生に平等なのは時間。
どんな人にも選ぶことのできない環境に生れ落ち、
どんな人も1日は24時間という意識(コモンセンスとして)で生きている。
どういう選択をするかがその人のセンス。
そしてどういう傾向になりやすいかというのが象徴を示したホロスコープ。
占星術はただの象徴なので、子ども産んで育てているから
子育てに占星術を活かせるわけでもないなあと
長い間やっていると思います。
子育て支援にかかわって10年以上ですが日進月歩です。
占いしている側も、アップデートしていかないと自分の価値観で
相手を裁くような、善悪裁判になってしまいます。
「子どものためによくないよ!」というシンプルな話でもないからです。
そして、つらい状況が必ずしも不幸でもないからですね。
人の価値観はそれぞれというのを痛感します。
お子さんのため、ご両親のため、夫のため、自分のため・・・
それぞれの理由がありますね。
そしてそれはご家族であっても自分でない人たちも
それぞれ持っているわけです。
日常を繰り返しているのであたりまえに気遣いが埋没したり、
特に出産すると脳みそが不安定になるので
うまく考えられないみたいな現象起きますよね~
(ちょっとねじが緩んでないとあの痛さには耐えられないからかもですけど)
そういうのがちょっとずつ繰り返して
すれ違うってことあると思いますので
その辺をちょっとずつ鑑定で点検していくのがルーチンです。
まず、生活リズム(月)が調和しているかどうか。
これは生活の中の安心感の見つけ方になります。
一人は気晴らしが必要なタイプで、
一人は休息が必要なタイプだったりすると、
一緒に行動することが時間が限られている場合、
ストレスの原因になったりしますね。
次に、コミュニケーション(水星・金星)が調和しているかどうか。
生活のテンポが合わなかったとしても
相手を理解し気遣う機能が自然に働くかどうかはここにかかっています。
容赦できるかどうか
(ムチの部分の「火星や土星の配置」、アメの「木星金星の位置」)
相手にいらっとしたときは、何にいらっとしているかが大事ですね。
あと、こっちがイライラしていても、向こうが甘い配置であるなら、
「キーキー言っているけどかわいいなあもう」と許してもらえたりします。
たいてい、ご両親の甘い星がお子さんの月やアセンという
無意識に発揮する箇所ににかかわっているというのを見ます。
生命の神秘です、笑。
そして、結婚したきっかけが持続可能なものかどうか。
一時的な気分の盛り上がりなら、
違うところで落としどころを見つけるといいと思います。
いずれにせよ、家族の間でとても大事なのは、
「自分の当り前を世界共通ルールだと思いこまない」こと。
常識とは常々思いますが、
自分が常に意識していることなんじゃないかなと思います。
そして夫婦の中でもそういう配慮は必要かなと。
棚卸的に話し合って、なんで家事をしてくれないのかとか
なぜ仕事ばかりなのかとか、疲れているのはなんでかとか。
夫さんの妻像というのは、夫さんのお母さんを参照するといいと思います。
嫌なところは反面教師になりますが(意識しやすい)
いいところ当たり前と思っているところを妻は夫に押し付けられがちです。
義母さんの行動は要チェックですよ。
あと、親となっても、あまり急に中身は変われないということ。
自分の能力や願望を無視して、理想が前のめりすぎると、
理想につぶされかねません。理想はじりじりと形にしましょう。
いきなり最初からフルスロットルだと、折れちゃいます。
自分の心の平穏が先。
どうやったら平穏を保ちながら子どもと
質の高い時間を過ごせるかだと思いますね。
そして、人間なので怒ったりしても仕方ないし、
人というのは感情があり、
お母さんやお父さんもこういうことされたら
嫌なんだということは伝えていいと思いますね(冷静にね)
価値観が同じであるというのは奇跡に近いと思います。
違っていて当たり前、違う環境に育っているから、
それくらいで共通点を見つけたら愛でるぐらいが
いいのではないかなあと私は思いますけど。
鑑定していて思うのは
夫婦ってやはり特別なご縁で結ばれているということ。
間違った結婚はないと思います。
ただたまに永続性がないことがあるだけかなと思いますね。