東京ミネラルショーin 池袋 2017
★毎週月曜日は阿佐ヶ谷のウラナイトナカイにおります。
次回は12月7日(月)
11:00~21:00 みかみまき 通常鑑定
※次回、12月25日10:00~13:00 水晶リーディング練習会
、モニターになってくださる人募集中です!!
☆『水晶からあなたへのメッセージ郵送します。』
モニターを終了し、本格的に始動しております。対面鑑定に来られない方などもどうぞ。
☆ネットショップに新作アクセサリー5点アップしました。
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毎年行っていますが、
過去ログ↓
・東京国際ミネラル 秋のフェア2017
・ミネラルフェア2017
・池袋・ミネラルショー2016
今年も、池袋に楽しくいってきましたー。今年はなんか魅力的な商品(わたし好みのともいう)が多い気がしました。でも、時間がなくて、がっくり・・・なく泣く途中離脱。
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とりあえず、目についたのを雑に買ってきました。仕入れというより、好みのものを祭りで買ったった!!というイメージ。あまり作品に反映されないかもですが・・・いいのだ、笑。(あ、趣味でアクセサリー作っています。ネットショップ
もよかったら覗いてください)
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何となく珍しくて面白いと思ったのはスポデューメンのバイカラー。
ピンクっぽいクンツァイト部分と、青いスポデューメン。緑がヒッデナイトだから青はなんというのだろう??最近この青紫っぽい色よく出ますねー。この色残念ながら退色が早い。クンツァイトは基本的に日光にさらしすぎると退色します。だからたっかいのは、普段使いしない方がいいと思う鉱物ですねー(私は貧乏性なのでそう思うだけですが)
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それと私の大好きな水晶に共生している鉱物シリーズ、インクルージョンも大好物です。そして鉱物としても大好きなトルマリン!!
これ、はっきりいって高かったです。足元見られている値段でしたが(しかも日本人の持ってるのブースって絶対におまけしてくれないし)でもこの上のキラキラの白い部分と、水晶の結晶面がある上にインディゴライトというブルーのトルマリンが乗っているのと、トルマリンの結晶面がきちんと乗っているのと、この棺桶みたいな形が好きでゲット。はっきり言って、これ買ってどうするのファイルに入れられるコレクションです。自己満足コレクター品。うふふ。鉱物が共生しているのもすてき。どんな偶然で出会ったのかとかね。出会いの交差点です、笑。ブラジルのミナスジェライス産です。いつか行ってみたいー、ミナスジェライス!!
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今回特にときめいたのは勝手に錬金術シリーズ。その1は【Cinnabar】、日本語でいうと【辰砂】。水銀と硫酸の化合物、もう毒毒しい組み合わせですね。防腐剤としても使われていたもので、有名な所では丹という赤色の素。そして中国の練丹術(唐の皇帝とかたくさん死んでいるのに不思議でしょうがない、この歴史)。これらのいわくを考えるとワクワクします。水銀はクイックシルバーとして、水星に所属する金属。そして錬金術にも水銀は欠かせません。ロマンがあります(私見)。ちょっと銀色にキラキラしているところに萌えました。
「丹」という赤い絵の具の材料です。昔訪問した和歌山県の丹生都比売神社はこの辰砂の産地として有名で、神社が建てられた当時は鳥居などの塗料の赤は丹色が使われていたそうです。(過去ログ⇒赤と丹生都比売神社)丹は貴重過ぎて、その後修復にはベンガラが使われるようになっちゃって現・禰宜はたいそう残念そうでしたが、丹の神様を祀っています。高野山の土地神のお母さん。高野山は丹の比売(女神?)が空海に与えたものとされている土地です。
ちなみになぜベンガラ(弁柄)というかというとインドのベンガル地方から原料の赤鉄鋼が来ていたから出そうで、今回ググっていていやウィキっていて?初めてりました。カボチャ、カンボジヤ的ノリですね。最近のベンガラは主に人工的に作ったものが流通されているようですね。。水銀と硫酸の化合物である丹よりはよっぽど安全で、かつ酸化した鉄なので安定していて原料もたくさんあるし(希少性が低い)安価ということであっという間にとってかわられたようです。
わたしがやっている水晶リーディングには「タットワ」を練習で使いますが丹田に位置するところが赤い三角です。丹田の丹は赤い色の丹と同じというのは偶然かもですが面白いなあと思います。最近のウィキペディアのチャクラの項目にも「火の元素を表す赤い三角」と載っていますね。
この後ろに鉱脈みたいに赤い色が筋状に入っているのもオツです。あーちなみに毒なので厚手のビニールでパッキング密封してあります。服用しないでねと書いてありますね・・・。これは成分的にほとんどないのでこの量では人は殺せませんけど、体調不良くらいにはなるかもですね。昔の小説みたいに!
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もう一つは、硫黄入り水晶のレモンクオーツ。パラケルスス大先生によると、硫黄・水銀・塩で世界はできていて、それを占星術に当てはめると太陽が硫黄にあたります。塩は月、水星が水銀。そして、これを三区分でいうトリニティとして前回オックスフォードで習ったところから来たトキメキ。
これがレモンクォーツ。シトリンは水晶の中の鉄分が放射能によって変化したものが熱せられると黄色くなるもので色合いがもう少しオレンジっぽい感じで違いますね。ヘマタイトインクォーツとも違う色合い。
今度はこういう塩の結晶も欲しいところ。
硫黄とこの塩の結晶は、錬金術習った後(その時のブログ⇒「【イギリス4】Summer school in Oxford!」)でロンドン博物館で撮影したもの(ロンドン博物館のブログはこっち)。あの博物館は鉱物しか見なかったけどものすごい量でした。